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ガールズクロスライン 第28話 (朝)光の森と星降る街

夏の光を浴びながら、少女は勢いよくジャンプした。

白いシャツの袖が風に揺れ、リボンが鮮やかに踊る。伸ばした手の先でピースサインを描き、笑顔が空に溶け込んでいく。


「ねえ、今を切り取ったら、未来まで続くと思わない?」


その言葉に、日差しはまるで返事のようにまぶしく瞬いた。

地面に落ちる影まで躍動感を宿し、周囲の風景を一層鮮やかに映し出す。

彼女の瞳には、青空だけでなく、この瞬間を永遠に刻むような輝きが広がっていた。

笑みと跳躍は、明日を呼び込む合図そのものだった。


挿絵(By みてみん)

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