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ガールズクロスライン 第21話(夜) 空中の窓と石畳の坂道

彼の国の摩天楼のようなビル群の間に浮かぶ巨大な四角い窓が、ネオンの光に縁取られて宙を照らす。

黒いセーラー服の少女はその中で軽やかに舞い、いつもの変わらぬ笑顔をこちらへ投げかける。

背後には夕焼けの余韻と都市の灯が混ざり合い、境界のない世界を映し出す。

「ね、見えるでしょ? あっちの未来が」

彼女の声がとめどなく響いた気がして、街は無限の迷宮へと変わると同時に、果てしない希望の舞台へと変容していったのだった。


挿絵(By みてみん)

現実の街角と、空に浮かぶ幻想の窓。どちらも少女の笑顔を通して繋がり、読者に「いま」の特別さを刻みます。第21話は、境界線を軽やかに跳び越える物語でした。


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― 新着の感想 ―
エルさんこんばんは。 第21話朝・夜の回拝読しました。 ネオンライトの境界線を越えた先の世界が目映いね。 特別なのは「いま」この瞬間だということ、確かに刻まれました。 今宵も素敵な作品ありがとうござい…
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