日常の温かな時間と、非日常の圧倒的スケールが交差する「ガールズクロスライン」。
第17話では「教室の微笑みと電子の迷宮」をテーマに、懐かしさに包まれた朝と、未来都市を思わせる夜の幻想を巡ります。
窓から射し込む陽光が床に反射し、教室の空気を温めていた。
制服姿の彼女は振り返り、悪戯っぽいウィンクを浮かべながら両手でピースを作る。
その仕草は、まるで何気ない日常を特別な瞬間へと変える魔法のようだった。
机や黒板、散らばるノートも、彼女の笑顔に照らされて輝きを増す。
「今日は負けないよ!」
と元気に声を張ると、周囲に小さな笑いが広がる。
教室というありふれた空間が、その瞬間だけ舞台に変わり、彼女が主役を務めていた。
