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不人気と言われようともデバッファーを極める ~攻撃スキルが無くても戦えます~  作者: 功刀


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サクラの新スキル

 ビッグホーンを狩りは順調そのものだった。

 サクラが慣れてきたのもあるが、スロウによる援護が効率化に繋がっているのもある。


 そんなこんなで狩り続け、サクラがビッグホーンにトドメを刺した時だった。


「わわっ」

「ん? どうしたサクラ」

「今のでレベルがあがったんだけど、同時にスキルも閃いたから驚いちゃって……」

「ああ、なるほど」


 タイミングが重なればそういった場面を見ることはあるだろうな。

 とはいえ、閃くタイミングは完全にといっていいほど予測不能だからな。ある意味ではレアな光景を見れたのかもしれない。


「サクラは今レベルいくつだっけか」

「もう11になったよー。これでもガイ君のお陰だよ!」

「ビッグホーンだけでかなり上がったな。経験値はそれなりおいしいんだろうな」


 昨日の狩り始める前のサクラはレベル4だったはず。ビッグホーンのみを狩り続けて11まで上がるとは相当の数を狩ってたんだな。

 ついでも俺もレベル14になっている。これもサクラのお陰だ。俺1人だけだとまともに狩りができないからな。

 どうやらレベル10までの必要経験値量は少なめらしい。けれども10を超えたあたりから急激にレベルアップの速度が遅くなった。だから俺とサクラのレベル差もかなり縮まっている。


 ちなみに今のステータスはこれだ。


 ―――――――――――――――――――――――

 名前:ガイ

 Lv:14

 所持金:7500G


 HP:533/533

 MP:277/277(+46)


 STR:5

 INT:8

 VIT:11

 MND:1(-18)

 RES:74


【アクティブスキル】

 《ポイズン》《アースバインド》《コンフューズ》《ブラインド》

 《アーマーダウン》《ディスウェポン》《スロウ》


【パッシブスキル】

 《弱体化の心得》《悪魔の発想》《外道の戦術》


 SP:6

 ―――――――――――――――――――――――


 やはりというか、相変わらずデバフ耐性であるRESの伸びがやべぇ。もうすぐ3桁に届きそうな勢いだ。

 別にここまで特化させるつもり無いんだけどな。どうやらデバフスキルばかり使っているとここまで偏ったステータスになるらしいな。

 できればHPも増やしたいんだけどな。装備品で増やすしかないのかな。


 まぁいいか。そのうち何とかなるだろう。


「そういやサクラはどんなスキル閃いたんだ?」

「えっとね。ソニックスラッシュっていうスキルみたい。斬撃を飛ばして攻撃するスキルって書いてある」

「へぇ。なかなか良さそうじゃんか。離れた相手に攻撃したい時に使えそうだな。便利でいいと思うぞ」

「じゃあ習得してみるね」


 サクラはウィンドウを操作して閃いたばかりのスキルを習得したみたいだ。


「せっかくスキルが増えたんだし、試し打ちしてみるか?」

「うん。試してみるね」


 剣を握って誰もいない方向に向くサクラ。

 そしてスキルを発動させた。


「いくよ! 《ソニックスラッシュ》!」


 振り上げた剣で空を斬った瞬間、軌道から斬撃のエフェクトが飛び出した。そして放たれたエフェクトは少し離れた場所まで飛んでいき、消滅して見えなくなった。

 なるほどな。斬撃を飛ばすといったイメージを可視化した感じだ。


「おー。こういうスキルか」

「い、今のを当てればいいんだよね?」

「だろうな。リーチはそこまで長くは無いけど、離れた敵を狙うのにはうってつけだな。飛んでる相手にもいけそうだ」


 リーチは大したことはないが、スピードはかなり速かったし。避けるのも簡単ではないだろう。

 なかなか便利なスキルだと思う。


「結構汎用性ありそうだ。いいスキル閃いたじゃないか」

「そうだね。これもガイ君が手伝ってくれたから取れたんだと思う。ありがとね!」


 これに関しては俺は殆ど関係ないとは思うんだが……

 けど笑顔で見つめてくるサクラに見惚れてしまい、そのまま数秒黙ってしまった。


「………………ま、まぁこれはサクラの努力の結果だよ。俺はそれを少し手伝っただけだ」

「でもガイ君が居なかったらここまでこれなかっただろうし……」

「とりあえず強くなれたってことでいいじゃん。姉のようになりたいんだろ?」

「うん! お姉ちゃんみたいに強くてカッコイイ人になりたいの! だからどんどんスキル覚えてガイ君を守れるように強くなって見せるよ!」

「そ、そうか。それは頼もしいな」

「ふんす!」


 サクラの姉はどれだけの実力者なのかは知らんが、少なくとも今の俺達よりはずっと強いのは確かだろう。

 そういやサクラの姉ってどんな人なんだろう。サクラがここまで憧れている存在なんだ。少し興味出てきた。

 まぁ運が良ければそのうち会えるだろう。それまでの楽しみとしてとっておこう。


「キリがいいし、一旦街に戻るか? テレサはある程度溜まったら持ってきてくれって言われてるしな」

「そうだね。少し休憩しに戻ろっか」

「あいよ」


 こうして俺達は街へと帰還することになった。

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