反省……
作者のやらかしにつき割り込み更新()
だから管理タイトルはしっかりしとけとあれほど……(猛省)
はい、懺悔します。
私は過去、茶碗蒸しを作る際、どうせ他に使い道無いし、と銀杏を買う事をしませんでした。
……焼き鳥やるんなら銀杏串あるじゃん!!
なんで買っとかなかった!! 過去の俺!!
「次は絶対に買う!!」
と、自分自身に言い聞かせ。
まぁなんでそんな事を思ったかと言うと、野菜串を作ってたからなんよね。
シイタケ串、アスパラ串と作ってたら、電流が走ってさ。
銀杏串、いけたじゃん! ってね。
まぁ、もう後悔はしたので振り返らずに。
今はせっせとプチトマトをベーコンで巻いたのを串に刺してる最中。
この後はエノキをベーコンで巻いたのも作る予定。
で、ささ身串のいくつかには大葉を巻いた。
ささ身梅紫蘇串にしようかと。
練り梅はチューブのやつあるし。
さらにさらに、タレ、塩だけじゃなく、塩ダレも欲しいなって事で。
ごま油に塩コショウと、ネギの白い所をこれでもかとみじん切りにしたものを入れ。
柚子胡椒をアクセントに加え、徹底的に混ぜ合わせて完成。
味見してないけど絶対美味い。
「えーっと、バーベキューグリル……」
庭の物置に押し込んだ記憶のあるバーベキューグリルを引っ張り出し。
これまた物置に放置されてた炭も引っ張り出す。
……使えるよな? 湿気って無いよな?
「まぁ、使えなかったらリリウムさん達に何とかしてもらおう。炎魔法くらい使えるでしょ」
って言って思ったんだけど、むしろ魔法で出した火で調理して食べてみたいな。
こう、何というか、ワクワクしない?
だってこの世界で俺しか体験できないんだぜ?
エルフの魔法で調理した焼き鳥なんて。
そうと決まれば炭は物置にハウス! いずれ使うから。
多分。
「……一応、もしもの時の為にバケツに水用意しとこ」
無いと思うけどね?
この世界で魔法を使ったら出力ミスったとか、割とよくあるじゃん?
もちろん漫画やアニメとかの中での話だけど。
というか、魔法で出した火に水掛けて鎮火するんかな?
焼け石に水ならぬ、魔法の火に水、とかならん?
大丈夫よな?
「ん、米は炊けたっと」
庭で準備してたら、俺を呼ぶ炊飯器の音。
呼ばれたのなら仕方が無い。
炊飯器に近寄り、蓋を開け……。
中身を全ておひつにひっくり返し、役目は終わり。
あとは、四人を待つだけである。
*
「お邪魔しますわ~」
エルフ達の、おなーりー。
というわけでやって来ました。
「む? なにも用意されていない?」
家に来るなり、いつもなら目に入ってくるテーブルの上の材料。
それらが一切無い事で、不安そうに俺の方を見てくるラベンドラさん。
そんな顔しないの。ほら、こっちに来なさい。
「今日は庭で行います」
というわけで四人を庭に誘導し。
「グリルか」
中央にて存在感を放つソレに気が付いたガブロさんが口に出せば、それだけで何かを察したらしいエルフ三人。
「つまり、今日はそれらを焼いて食べる、と」
「ですです。あらかた準備は済ませてますし、後は焼くだけなので」
ちなみにグリルとは別にテーブルも出してるし、折りたたみだが椅子もある。
間違っても立って食べるなんてことはしない。
行儀悪いし。
「なるほど、ワイバーンの肉の串焼きか」
「色々この世界風にアレンジしてますけどね。あ、味付けなんですけど、タレと塩と塩ダレ、あとはレモン汁と練り梅、茎ワサビもあるんでお好みで」
「たくさんありますのね!?」
「向こうだと塩コショウすらない場合があるからな。選べると言うのは素晴らしい事だ」
なんて言って、椅子に座るラベンドラさん。
……あれ? 焼かないの?
「ほいじゃあどれから焼くか。……カケル、一番この世界でオーソドックスなのはどれじゃい?」
で、普段ならラベンドラさんのポジションであろうグリルの前に陣取るのはガブロさん。
一番オーソドックス?
鶏もも、か、ねぎまだよな?
「こいつかこいつですかね?」
「じゃあそれをまずは人数分焼くぞい! ……ラベンドラ、火!」
「分かった。……グリルでの調理はガブロの仕事だ。というか、こいつが譲らん」
「火を扱うはドワーフの本懐! エルフのような『――』に任せられるかい!!」
えー不適切な発言があった事を心よりなんで俺が詫びなくちゃならん。
ナイス翻訳魔法さん。今後もその調子で頼むよ。
「チャハハーンの時などは私にさせるのにな」
「グリルを使うといつもああなのですわ」
「久しぶりに見るな、あの状態のガブロを」
ピー音入ったけど、エルフ達は特に気にしてないらしいな。
良かった良かった。
で、当たり前にラベンドラさんの指先から火が出て、それがグリルの中で燃え続けてるんだけどさ。
どんな原理? 何を燃やしてるんです?
……考えるのやめよう。もうこの世界の法則とか当然のように無視してるみたいだし。
「ほっほー! この熱さがたまらんわい!」
なんて言って、ワイバーン串を焼いてるガブロさんを尻目に。
「カケル、味付けのおすすめは?」
「最初なんでみんなで塩にしません? 肉の味をしっかり味わえますよ」
「賛成ですわ!」
「私はタレも気になるのだが……」
「というか、我々では明らかに食べない部位まで串に刺さっているのは気のせいか?」
なんて会話してました。
というわけで最初はみんなで塩で食べることに決定!
マジャリスさんは恐らく軟骨の事を言ったのだろう。
だが残念。我々日本人にかかれば、軟骨すら当たり前に食べる個所になるのである。
「焼けたぞい!!」
というわけで記念すべき初ワイバーン肉!
人類史始まって以来の出来事だろこれ。
さぁさぁ、お味の方はっと。




