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短編の歴史

顕現せよ私の能力

作者: 猫乃つづり
掲載日:2020/01/02

おい、てめぇ、いつになったら書くんだよ……

俺は趣味なんて興じる暇がない、失せろ

何でだぁ、お前は一見まともに見えて、まともじゃないってのにか……

うるさい、黙れ……

おいおい、そうやって心の中の壁をつくったって意味あんのかよあぁ?

俺は確かに、人が嫌いで、外が怖くてなにも考えられなくて、気持ち塞いだよ。

だけどなぁ、俺は、趣味っていうので逃げ道なんて作りたくないだよ!

じゃあ、お前は夢として実現させようと頑張ってるのか?

いや、そうじゃない、

ほら、実現じゃなくてそれは、趣味って言うんだぜ。

反撃しようがあるではないか

今からお前の言葉に反撃を加えてやる

なんだと!

だから、首据えて待ってろ、

俺は確かにまだ、しょうもない実績のない、夢追い人だ。

どうしようもないろくでなしだけど、好きなものを実現させたい気持ちを趣味っていう箱庭に閉じ込めてたまるもんかよ、

だから、実現を自分の限界で判断することはできず、当然、見えねぇ道を探る孤独な戦いだ。

だけど、俺は諦めねぇぜ、世界中の大半が書くことに絶望しても、俺だけは俺自身は書くことを喜ぶ少数派(マイノリティー)になってやるんだ

そんなの簡単なのかよ……ありもしない空想をいつも心に浮かべやがって、少し、頭がいかれてんのかぁ?あぁ!

痛いのはわかってんだよ、今も中二病的な俺が恥ずかしいって、いい年こいた、自分が何やってんだろうなとか思ってしまうことあるけどよ、それでも、空想の世界で書いていくと、自分の内面が充足していくのが見えるんだよ、豊かになっていく、前に見ていた世界観と、書くことによって得られる世界観が日比、更新されているんだよ。

ひっ、お前は間違いを犯している、いいことをいった気になって、よほど自惚れているのが見え見えなんだよな!

日比じゃなくて日々だろがよぉ!


時がたった、

これを見てる自分、

今はそんな情熱さえもなくなった、牙を失った狼のごとく、

ただ、自堕落な日々を過ごしてしまっている。

そんな、私に対して、褐をいれるかのごとく書いている

かつての自分はもっと、炎のようにメラメラと燃えていたのが

わかった。


書くことへの探求心、他者の助けを求めない孤独な戦い、

今一度、再認識する必要がある……と、そう思えた。


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