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Ponte dei Sospiri  作者: さゆみ
妖精たちのおしゃべり
95/143

黄身色

とめどなく走るのはとめどなく流れるのは

なんだろう

とまらないのはなぜだろう

あたたかいのはなぜだろう


きみの声が聞こえたから?

わたしが弱いから?

わたしが虚しいから?

ソラばかり見てる


きっといつの日も誰も見てなかった

うわの空だった、ずっと

ソラしか見てなかったのかもしれない

生まれてから、ずっと

母の顔さえ見てなかった


ソラっていつも絶対的でいなくならない

冷たくてあたたかくて怖くてやさしい

世の中楽しいって感じることもたくさんあるけど

それは一瞬でうわべだけ笑うよ

でも掴めない、うまく消化できない


見れないんだ誰も

見たくても見るなとわたしは命令する

見ることは罪だとわたしは言う

そうだねとわたしは答える

寂しさも悲しみも見えない

誰かが苦しいと辛いと叫んでるのにだよ

欠陥人間

価値無し


灰色の雲が少し桃色に染まって

太陽をパクッと食べようとしてる

まるでヨード卵の黄身色して

すごく美味しそうだった

エッグベネディクトは作れないけど

目玉焼きなら作れるから

遠くのきみにつぶやいた

うわの空で





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