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Ponte dei Sospiri  作者: さゆみ
妖精たちのおしゃべり
92/143

エスプレッソ



或る日エスプレッソが呟いた


何だか苦味も濃さも怠くなった

ストレートに飽きがきた

でもミルクやシュガーなんて


荒れた胃に突き刺す快感

堪らなく好きだったんだ

孤独を崇高 愛していたんだ


限りなく 深く沈殿

いたさに 打ちひしがれ

暗黒に 満ちていく


あまさ フレキシビリティ

乳白色 耐えられない

毛嫌いしてた


オレはオレの路をいく

だって結局 最初も最後も独り

でもその間が 何て長いんだ


或る日エスプレッソは身を任せた


ミルクとシュガーに触れられた

そわそわしてどきどきして

小さくなった


或る日エスプレッソは まあるくなった

カプチーノに名前を変えた

誰かがオレたちを飲んだ


あったかい って言った






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