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ドライヤー
静寂が凌ぎきれない程かさを増して
夜に浮かび上がることができない
正しく沈むならすくわれるのかしら
耳が千切れるほど轟音響かせてお願い
溶けてしまっていいから熱視線向けて
嵐のように一気にさらって
何もかもうばってお願い
削られてゆくクズ
夢のように葬って
ふあんふあんに盛り上がったら
埋もれてすやすや眠るの
弱っぽく強っぽく鳴らしてなかして
ささやかな温度でくすぐって
艶っぽく色っぽく天使の輪投げ逃げ
つむじかぜ戸惑いながら吹き果てて
明日に踏み込んでしまったなら
さあーー
温もりよ sayonara!
いらだちよ matane!!
生乾きのままいくわ
いつだってそのまま




