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因果
毎度救われないものばかり書いて何かすみません… 自覚はしております<(_ _)>
靴ズレができたのは歩き過ぎたわけではなく足にあわないサンダルを無理矢理はいただけで虚しい胸の内は愛しい想いは微塵もなくて怒りに似た情けを含んだヌルい風の憂うつ
かえりたい
どこにかえりたいとかじゃなくて
物心ついたころから思ってる
かえりたい ただ かえりたい
川は澄んだり濁ったりときに急流で
また平然を装う
笹舟を浮かべる
素朴に見つめていたい
のまれても また浮かべてる
仕掛けてなんかいないのに
笑う犬が何匹も走ってとまる
尾を追いかけて回りつづける
繰り返されるのは天からの歪みの雨
何てことはない
皮なんて剥けてない
赤く圧迫されただけの指
何てことはない
川なんかそこにはなかった
キッチリ作られた用水路
規制された流れに笹舟を浮かべる
面白くもなんともない
意志をはずして
流れてゆく
埋めてくのは
不憫な石ころ
流されてゆく
磨耗された哀れな無痛
くだらない くだらない
あまりにくだらないから
石ころ掻き出し
滲んだ手を闇空に翳す
星は見えない
何も想わない




