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例えばわたしはプレーンオムレツ
例えばわたしはプレーンオムレツ
くたぁーとした残念なオムレツ
とりあえず味付けはお塩とコショウで
この白い角ばったお皿の上
ぼぁーんと横たわる
わたしは孤独で自由
とりあえず添え物は要らない
飾る野菜が見つからない
買物する気にもなれない
だらーんと寝そべりたい
わたしだけのこの空間
もともと自己満足だけでここに
書くのは苦手で 何だかぜーんぶ嘘っぱち
詩ってこんなんで良いの?
何となく好奇心 かるーく冒険
ボタンをクリックした指を呪いたい
いまさら何をいうのだと遠くをみる
例えばわたしはプレーンオムレツ
トマトソースをかけた
ホワイトソースをかけた
チーズを入れた
ミートを入れた
ふわっとさせたくて卵白を撹拌した
サラダが欲しい
銀のナイフとフォークを置く
さらけ出すなんてまっぴらごめん
わたしの自由は孤独は
わたしだけのもの
みせるも みせないも
わたしだけが決められること
例えばわたしはプレーンオムレツ
この瞬間だけそうなりたくなった
数分後はもう忘れてる
所詮そんなぐうたら気まま
とりあえずお腹が減ったよ




