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箱庭の薬術師  作者: ぷにちゃん
第1章 異世界生活スタート
29/175

【紹介】ひなみ - 15歳

挿絵(By みてみん)


 〈 楠木ひなみ 〉


 15歳

 Lv. 3


 HP 50/50

 MP 65/76


 ATK 10

 DEF 16

 AGI 21

 MAG 33

 LUK 84


 〈スキル〉

 神様の箱庭

 光の狂詩曲(ライト・ラプソディア)

 天使の歌声(サンクチュアリ)


 〈称号〉

 リグリス神の加護


 ※1章終了時のステータスになります※







 ◇ ◇ ◇



 あ、そうだ。

 イクルが出かけている間に姫の木を育てて、姫の加護薬を作っておこう。



「イクルばっかり森で大変なんだから、私も自分の出来ることをしないと…」



 私は、今日も良い天気の庭へと足を踏み出す。

 イクルは朝から“ククリの木”を探しに森へと探索に出ている。このククリの木、解毒薬の材料になる、貴重な木なのです。一応、この森にも生えている可能性があるらしいのだが、望みは薄い様子。その為、イクルはもう2週間ほど、森へククリの木を探しに通っている。

 朝家を出て、お昼過ぎに帰宅するというスケジュール。なんともサラリーマンの様な気がしなくも無いが。私はイクルを見送って、お昼ご飯の用意をして待っている。その合間に、洗濯をして、回復薬(ポーション)を作る。

 うん、なんだか充実している気がするのです!



「あれ… まろがいないぞ?」



 辺りを見渡せば、いるのはにわとりが3羽と、モーが1頭。後は鳥や蝶が飛んでいるだけ。私が庭に出れば必ず駆け寄ってくる、雪うさぎのまろがいない。



「また付いていったのかな?」



 最近のまろは、時々イクルの探索に付いて行く。特に危険があるわけでもないし、イクルも特に負担になるわけでは無い様なので、イクルとまろの判断に任せている。それに、やっぱり1人で森に行くのは寂しいしね。イクルなら私と違い、恐いってことはないだろうけど。



「ふむぅ… 若干庭がせまくなったかなぁ?」



 一応、きちんと整えてはいるが、野菜、果物、薬草、魔力マングローブ、動物と…庭が手狭になってきていた。今度神様に庭を広く出来ないか聞いてみよう。

 っと、とりあえず姫の加護薬をつくらないと。

 私は柵の近くにある魔力マングローブに行き、準備をする。とはいっても、瓶をポイントと交換するだけなのだが。



「お姫様、綺麗な花を咲かせて下さい… 《天使の歌声(サンクチュアリ)》!」



 私の声に呼応して、魔力マングローブの花が咲きほこり、そのまま実も一緒に実る。





 あれ… 前にやったときはそんなこと無かった気がするんだけど…パワーアップしているようなしていないような?

 私が神様からもらったこの《天使の歌声(サンクチュアリ)》は、正直にまだ良く分からない。植物を育てたり、回復薬(ポーション)を作ったり、調味料を簡単に作れたり。そんな便利スキルではあるのだが…まだ何かあるような気がするのです。いや、具体的にはさっぱりわからないのですけどね…!



「あ、しまった…!」



 《天使の歌声(サンクチュアリ)》を使い、姫の加護薬を作ろうとしたところで重大なことに気がついた。パートナーのまろが、いないのだ。

 高い位置にある花と実を、いつもはまろが木に登り落としてくれていたのだが、今日はいない。つまり、私では実を取ることができないのだ。多少なら、木から自然と落ちてはくるがそれではあまり効率が良くない。



「しかたない。今日は諦めて、豪華なお昼ご飯でも作ろうかな」



 うん、そうしよう。

 久しぶりにお菓子を作るのもいいかもしれない。



 帰ってきたらきっとイクルが驚いてくれるに違いない!

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