不意に思ったこと。とりとめのないこと。んでもって学校体育の事。
ギャルゲやエロゲ、はたまたアニメの中でしぶとく生き残っているものがある。ブルマだ。
私が小学2年生まではブルマは見られたが、3年からショートパンツの使用が認められて以降ブルマはあっという間に無くなった。
中学では男子が短パン、女子がハーフパンツという待遇にに不満を感じた。こっちが恥ずかしい思いをするのかといった感じだ。
ブルマといえばショーツ型、となったのは1970年代だという。当時はバレーボール全盛で、そのヒロイズムにあやかった――つまり流行に乗ったのだという。
ブルマがなくなった経緯は1990年代初めごろの東京の女子高生だったか女子中学生だったかの新聞への投書に端を発するといわれる。
ブルマは恥ずかしいという投書が掲載されて以降、フェミニズム団体はブルマ廃止運動を活発化させ、噂によるがブルマ廃止のためだけに教師になった人物もいるという。
実際、幼稚園の頃にゲームソフトのCM(超能力で浮くんだとかなんとか言っていた)でブルマ姿の女の子を見たときは「パンツ丸出しで恥ずかしくないの?」と思ったこともある。
皮肉なことに今ではブルマ姿の女の子に萌えている。人間月日がたてばここまで変わるのか。もしくは、ここまで汚れるのか。
女子用スクール水着もまたよく分からない変貌を遂げ始めている。
スカート付きのものが増えているとか、足回りがスパッツのようになったとか。
女子用スクール水着の形状の変遷は、アニメでよく見るが現実では少数派となった旧型から、素材の進歩で体により密着するようになった新型、そしてスパッツ型に上下分離型。調べてみたらこんな具合だ。
競泳ではハイレグからスパッツ型にいつの間にか変わっている。
レーザーレーサーのように肉体を締め付ける効果を利用するのだろうか。
ここまで見ていて「気持ち悪いやつだな、こいつ」と思った人も多いだろう。重要なのはここからである。
学校指定用品の露出度が下がっていくのに対して、改造した制服のスカートの丈は短くなっていないだろうか。
それ以前に私服のスカートの丈も短くなっていないだろうか。
海水浴でのファッション水着もワンピースはほぼなくなってビキニばかりではないだろうか。
テレビの印象操作だろうか。
だが、この前スーパーのファッションコーナーを見たら女性向け水着で売れ筋とされていたのはビキニかタンキニだった。アニメでもスクール水着以外ではビキニばかりだ。
羞恥心が薄まっているのか。はたまた露出に対する心がけ――自発的にやるのか強制されているのかで分けているのだろうか。
インターネットで見かけた意見では、ブルマでもよかったという人とブルマは恥ずかしかったという意見があった。サイトの説明を読む限り女性向けのポータルサイトだったが、世の中ネカマがいるというから女性の意見かはよくわからない。
コスプレイヤーとかなら嬉々としてブルマを使いそうな気もするが。
ある種の流行によって採用されたブルマ。それもまた流行によって廃れ、今では陸上競技で使われている以外では見かけなくなった。動きやすさは本物だったのだろう。
だが、復活する可能性もあるかもしれない。また違う流行が原因で。その時はフェミニストはどう動くのだろうか。
……書いてて思ったが本当に私は何をやっているんだろう。こんなことに何時間も費やして……




