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警察の不祥事いろいろ

一時期、秋葉原で警察がヲタクを狩っているという話があった。

軽犯罪法違反で検挙された人が多く、ヲタクと警察との関係は悪化の一途をたどった。

なぜ急にこのようなことを書くかといえば、新潟県警の刑事課長が事件のでっち上げを行ったというニュースを知ったからである。


警察官のサラリーマン化ともいうべきノルマ主義は、間違った正義感との相互作用によってありもしない犯罪者を錬成し続けている。

公安警察はまだしょうがない一面があるにしても、刑事警察が転び公妨的手段を使うのはいかがなものだろうか。


実際、エアガン規制も不思議な経緯をたどった。

一時期、エアガンの強力な改造品を使った犯罪が急増した。何が理由かはわからないが、テレビは扇情的に放送し、一気にエアガン規制が始まった。

さらにもう一つあるのがタナカワークスのリボルバーガスガンの新機構「カシオペア」を搭載した商品が実銃として取り締まられた事件である。

実は、警察が無理して作った特殊構造の弾薬で発火し撃つことができたためという、恐ろしく釈然としない理由であった。

構造物はほぼプラスチック製でABS樹脂かヘビーウェイト樹脂という比較的脆いものを使用しているので、実弾を撃つには強度が足らないため無理やり補強したという。

そんな手間のかかるものより包丁や金属バットやボウガンのほうが危険だと思うのだが。


エアガンの自主規制団体や成人向けPCゲームの自主規制団体の立場は非常に弱い。

裏にあるのが警察の天下りだという。

パチンコや成人向けビデオの団体は天下り枠を持っており、元警察官僚を置くことによって取り締まりをコントロールしているという噂がある。

しかしエアガンやPCゲームの場合、まだまだ日が浅いためか、はたまた財政基盤の不安定さゆえかそのようなことをしていると聞いたことはない。

パチンコに至っては完全に法に触れる行為を行っていながら取り締まりの対象となっていないという。

三店方式のカジノが検挙されたのだから、違法行為であるはずだが。


日本は汚職警官が少ないというイメージが強いが、裏ではロアナプア市警察なみの汚職が警察全体にわたって起こっている。一般市民ではなく、大規模な組織によって。

監査はそこを調べないのだろうか。

てっとり早く捕まえることができる軽犯罪の現行犯をでっちあげるのではなく、もっと大きな悪意と戦ってほしいものである。

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