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テロとの接し方 その2 イスラム国の脅威

さて、今、日本の左翼市民団体は安倍首相の政策がイスラム国による事件を引き起こしたと思いたいようである。

しかし彼らはイスラム国の非常に有名な断片すら知らないようだ。

イスラム国はいうなれば特撮やヒーローアニメに出てくる世界征服をたくらむ悪の秘密結社なのだが、そのことを意図的に忘れているかのようだ。


イスラム国にとって日本は最初からの主敵の一つである。

日本は世界唯一の多神教民族の大国である。

イスラム国は「多神教の絶滅」を掲げ、キリスト教徒に対しては法外な人頭税を取る代わりに存在を許しているが多神教を信仰している現地諸民族の虐殺を敢行しているのだ。

日本がアメリカやイスラエルに寄り添わなくても、中東諸国に原発や武器を売らなくても、憲法九条と博愛主義を掲げていても、彼らにしてみれば「邪教を崇拝する絶滅させねばならない絶対的悪」である以上日本に対する態度は「殲滅」のみである。


それ以前に今回の安倍首相の歴訪は中東に武器を売りに行ったというわけではない。

案外報道されていないが、今回安倍首相はイスラエルに対しパレスチナに対する入植を取りやめるよう提言した。

そうアラブ諸国に寄り添いイスラエルを諭したのだ。

これにおいてもイスラエルの友人としてという言葉を置き配慮を忘れない。

丁度イスラエルにいるときにイスラム国は狙った。

これは一種の印象操作を狙ったものであるという指摘もある。

アラブ諸国は大なり小なりイスラエルに対しては悪感情を持っている。それを刺激しようとしたのだろうがアラブ諸国に対するフォローも万全であるし今では叩けば10倍返しのイスラエルよりも何もしてないのに侵略してくるイスラム国の方が問題である以上国際社会はまったく動じなかった。


日本国内は動揺したが、それもすぐに大半はクソコラグランプリとそれを批判する程度にはなり、最終的にこじつけで安倍政権を叩いたりした連中が恥をかき続けるだけになりそうだ。

イスラム国は異常な集団である。サッカーを見たという理由で人を殺し、学があるという理由で女性を殺し、現代的教育を否定し、2億ドルを身代金で要求する。そんな連中と対話ができるとは思うべきではない。

それ以前にイスラム国は人権とか平和とかを掲げる連中が一縷の望みを持ってはいけない悪逆非道の集団である。

彼らに金を渡せと言う人たちはその金で人が死ぬことを想像できない。

あのイスラム法学者のおっさんが2億ドル分の援助をイスラム国にというが、その最終的に援助によって浮いた金が虐殺に使われることになる。

我々は彼らに金を与えたらいけないという常識を共有しよう。

彼らに金を渡すのは、その分だけ武器を与えたのと同じであると何故平和主義者は想像できないのか?

彼らにとってみれば日本が武器を与えないという体面だけが大切なのだろうか?

価値観を共有する国家への武器販売は頑なに拒絶するのに敵のテロリストに武器を買う駄賃を与えるのはいいというのか?


なかなかに泥沼なまま、期限は過ぎた。

これから状況はどう転ぶだろうか?

解放を求める記者会見で脱原発を急に言い出す電波な母まであらわれ、誰が言ったか「サウスパーク実写版の撮影」のごとき地獄を見せている。

後藤さん、湯川さん。最低限、生きて帰ってきてください。

特に後藤さんは電波なお袋さんの口を閉ざしてください。新しく生まれたお子さんもいるんでしょう?抱き上げてほしいですよ。

湯川さんは釈明して。どうぞ。

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