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女らしい女は、きらいですか? 追加情報

先日、投稿した『女らしい女は、きらいですか?』。ふと思い出したことがあったのでここに追加情報として書いてみようと思う


『毎日新聞変態記事事件』というのを覚えているだろうか?

『毎日デイリーニューズWaiWai問題』とも『毎日新聞Waiwai事件』ともいう日本報道史上類を見ない“はず”の大スキャンダル事件である。

事の発端はインターネット上の毎日新聞系英文ニュースサイト『毎日デイリーニューズ』のコラム記事『Waiwai』において、非常に低俗かつ実際に取材したかも怪しい内容の記事を載せていた事が明るみになったのである。

その後、転載記事の無断加筆や「風が吹けば桶屋が儲かる」的なこじつけ記事が多数発見されたのである。

この時、一番敏感に反応したのが2ちゃんねるであった。特に既女板においてはかなり苛烈な反応を見せ、広告元への抗議電話による広告撤退促進作戦が取られた。これは今やネット上における対マスコミの基本戦術として広く知られている。


さて、記事の内容は印刷媒体があるうちのの1997年時点からかなり酷い内容を書き綴っており、『受験勉強の息子の性欲を沈めるために母親がナニを口で処理する』だのそんなタブロイド週刊誌も真っ青な内容を書き続けており、無論、日本人、そして日本女性の尊厳を冒涜する内容であった。

しかし、これの抗議をフェミニズム団体は行っていなかったようなのである。散々調べたが抗議も声明も見当たらない。デモの痕跡も見られない。

なぜ、ここまで沈黙したのか。


日本のフェミニズムの「ずれ」を扱った前回だが、より具体的な例を知り、少し戦慄している。

これが、日本のフェミニズムなのか。

フェミニズム、そして社会運動全体を問い直す機運を高めていくべきではないのか。

目標を本分から見失っていないだろうか。

近年のデモや抗議集会に立つ労組や人権団体の幟を見るたびにそう思うのである。

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