総括!2012年冬の政治決戦
昨日、遂に衆議院議員選挙が行われた。投票したかったが、誕生日は一週間ほど後。十代最後の選挙となるわけだ。
政治混乱に見舞われたこの3年。それを象徴するかのように、あっけなく民主党は敗北し、自民単独で300議席に肉薄した。
第三局も維新以外はほぼ一桁議席のみ。こうしてみると単に復古しただけかのように見える。
将来、この選挙までの3年間は日本敗戦後憲政史上最悪の期間の一つと数えられるだろう。
緩やかな滅びに向かう螺旋階段に甘言で惑わされた国民が向かってしまったのだ。
それの軌道修正があっけなく完了した。
自民党の政策は国民の不安すべてに対して納得のいく答えであったと言える。
安全保障は自衛隊を強化し法的な問題を漸次解決する。
原子力は当面の間玉虫色のままにしつつ廃止と推進の狭間の折衷案に軟着陸させる。
経済は若干のインフレに持っていき経済の立て直しをしつつ、自由貿易に関しても許容する部分とそうでない部分を交渉する意思を持っているという。
ある意味、前回の民主党の手と同じで国民に耳触りのいいことを言っている。
だが、その言葉には妙な安心感がある。
前回の民主党のような妙な扇動もなかった。
財源がなくともおこなえる施策が中心であること。そして自民党の問題である利権構造の存在が皮肉にも前向きに働いた。
族議員がよってたかっての政策設定に近いが、いろいろな政策での目の上のたんこぶだった某女性議員がこの3年でネットでの洗礼を受けたためか一気に自民内部の防衛族の動きが阻害されにくくなった。
自民自体は熱狂的な若年層の保守派を取り込み、組織自体の刷新も小泉時代から継続中だ。
自民自体が極右化していると一部マスコミが言っているが、そういったら社民は完全に極左だ。
というより社民自体がテロリストの親玉だ。歴史上そこまで取り上げられない三菱重工爆弾事件などの実行犯は旧社会党のシンパだった若者たちだった。
それよりかは断然おとなしいではないか。
ただ少々うるさいだけだ。
テロなぞしやしない。
する気もない。
それにしてもいいニュースが続くものだ。
円は安くなる。
株価は上がる。
広江礼威さんはブラック・ラグーンを再開する目途がついたという。
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最後は政治関係ないけどさ……うれしいんだよ……当面は未完の名作にならないことがわかってさ……




