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月草日記 毎日更新?  作者: 月草 イナエ
第一章 ~日常編~
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 七月十九日

 

 九十五回目なのですね?


 そうだ。今日は七月の第三金曜日。この地域では早い処は今日から、遅くとも来週から夏休みが始まる……

 東北の夏休みは七月二十日頃から八月中旬。十八日辺りまでが平均的な夏休み。

 私のいる地域では夏を満喫しようと、花火大会が家からちょっと見える範囲でも三回。近場も合わせると五回。その他のお祭りイベント数回。それが同じ市で行われる。

 平成の市町村合併後に各地域の商工会やら色々なしがらみの中、譲り合わなかった結果だ。

 他の市町村も合わせれば、我が家から約二十キロ圏内で花火大会だけでも八回はある。

 しかもそう言うイベント事は上手く被らない様に事前に話し合い、日にちをズラしてやる徹底ぶり。その熱意を地域の会議などで発揮すれば地域も活性化すると思うのは、私だけでは無い筈だ。


 高校時代や独身時代ならこの手のイベントは可能な限り遊びに行ったが、妻子ある身ともなると、流石に全てのイベントに行くのは、財布の中身も含めてちょっと辛いデース。

 物より思い出。なんて言うが、花火より屋台や浴衣姿を楽しむのがメインだよね。この手のイベントは! 


 『ちょっと頑張って浴衣着てみたけど……どうかな?』


『ちょつと! 帯が崩れちゃう……』


 なんてイベントが………あれ? 何で涙が………?

 きっとタバコの煙が目にしみる所為だね。


 まあ、花火大会は二つ位は行って見る予定。

 どちらかと言えば家族サービス的な意味合いが強いけど。


 東北地方では、秋田の大曲花火大会が有名で、その日の前後は毎回大渋滞だ。高速の秋田道は言うまでもなく、県道市道、メチャクチャ混む。日帰りは隣県の私でも不可能。ホテルなんかも、一杯で一年前から予約する人も結構いる。

 私の知り合いは花火大会の為に会場近くにアパートを借りようと考えた程だ。 

 まあ、どの花火大会でも駐車場や道路は混むのは当たり前だけどね。

 

 さて、今年はどんな夏休みになる事やら、花火に行くだけでも大変だが、学校の行事や地域の行事もあるから大変だ。

 まあ、仕事もあるけどね……


 夏休み欲しいです。


 それでは。また、明日。


 


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