六月二十一日
六十七回目なんですのっ!
二日連続で悪いが、今回も愚息の話だ。
事の始まりは、昨日の遠足から帰って来て、リュックの中に給食の配膳の時に着る白衣? が入っていた事だ。
疑問を持った私が、愚息に『明日は弁当なのか?』と聞いたら『違うよ』と答え、妻と予定表を見たが、弁当の日等と書いていない。
愚息が白衣を間違って持って来たのか、それとも愚息が弁当を持って来る事になっているのを忘れているかの二択。
私の考えでは後者なのだが、多数決では二対一の少数派。
この時点で既に間違っていた……
近所の同級生の奥様方に聞けば良かったのだ。
そして、今朝。十分程前に登校した筈の愚息が慌てて戻って来た。
「今日、お弁当だって!」
半泣きの愚息。
……ああ、やってくれるぜ!
妻は出勤した……私は仕事を中断して弁当を準備する。
『残り時間十分です』
頭の中ではアイOンシェフのアナウンスが流れる。
こんな事もあろうかと、冷蔵庫の中に冷凍のお弁当オカズを買ってあった。
そのオカズをレンジでチン! 朝の残りとチョチョット組み合わせ、何とか準備する。
ご飯が熱い内に蓋を閉めるのは抵抗があるが、仕方ない。愚息に弁当を持たせ、バスは無理なので車で送る。
……朝から疲れたよ。
それにしても、冷凍食品の進歩は凄まじいな!
こんな時にその凄さを実感する。
それでは。また、明日。




