六月十六日
六十二回目な。
ふう──~っ! 疲れたなぁ~
朝から地域のボランティアで出掛けてました。
どんな事をしていたかと言う作業内容はナイショです。
まあ、どこの地域でもやる作業ですしね。特筆する事が無いだけです。
ただ、天気が良かっただけ……暑かっただけ!
「妖精さん、炬燵妖精なんだから、この時期は嫌いですもんね」
「あっ、炬燵さん。近寄らないでください。暑いから!」
「えっ? 炬燵妖精なのに……妖精さんは僕の事、キライになったんですか?!」
「……だから熱いです! 離れてください。実は昨日、扇風機のフウさんを蔵から出して来たんです。何処かの炬燵と違ってボン、キュ、ボンのナイスバディです」
「初めまして、フウと申します。以後お見知りおきを」
「なっ?!」
「フウさん、スリムで冷ややかなんですよ。ゾクゾクします」
「……くっ、よ、妖精さん! 僕だってB80W80H80のナイスバディですよ! 暖かいですよ! 脱いだら凄いです! (木材が)細いですよ!」
「フゥ─────ッ」
「あぁ、その冷たさがたまりません!」
「……そんなっ?!」
「炬燵の前に突如現れた扇風機のフウ。
フウの冷たさに翻弄される妖精さん。
炬燵はこのまま、妖精さんを奪われてしまうのか?
次回 『一撃必殺 天板アタック』
御期待下さい……by睡魔」
「……睡魔さん、変なナレーション入れないでください! 僕、怒りますよ!」
それでは。また、明日。




