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月草日記 毎日更新?  作者: 月草 イナエ
第一章 ~日常編~
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五月二十五日

 

 四十回目になりました。(パチパチパチパチ)


 三日間で『やはり俺の青春ラブコメ……』一~七巻を一気にを読み終え、戸塚と川……なんとかさんがお気に入りの月草イナエです。

 次は『暦O語』『ダンジョンに出会い……』が待機しているので早く読まなくては!


 ……執筆もしてますよ……ええ。ゆっくり、じっくりスープみたいに……フーフーしながら。


 スマホの執筆に幾らか慣れてきたけど、パソコンや携帯と違い、ブラインドタッチが出来ないよね。

 キーの手の位置を決める……あのポコッとした出っ張り。名前を忘れたが、アレが指の位置を決める役割をしていた重要性を改めて実感する。

 スマホでは、どうやってもキーの位置を確認してしまうからね。

 まあ、元からブラインドタッチ出来ないけど!


 私の家では家庭の事情に因り、パソコンをネットに繋いでいない。

 ネット社会でどうなのそれ? 

 このスマホが唯一の『続きはWeb』を可能にするアイテムだ。

 前にも何かで書いたかもしれないが、私の家族はパソコンやネットに有用性を感じない人が数名いる。


「携帯なんか必要無い。固定電話で十分だ」

「ネットか何か知らないけど、そんなのやってナニするの?」


 こんなセリフが、私が執筆してたり、色々やってると、冷たい視線で言われる。

 まあ、携帯も持たない位だからね。必要無いだろうよ! 

 今の世の中にNOと言える貴重な方々だ。

 いっそ、政治家にでもなってくれ。

 

 そんな家では数が正義。少数派の意見は黙殺される。

 小さな意見も聞いて欲しいと『上』と書いた手紙を竹に差して土下座しても、『下がらぬか、このものが!』と斬り捨てられる。

 

 そんな中、妻がフェイスブックに興味を持った。どうやらご近所の奥様がやっていたらしい……


「パパくん。フェイスブックどうやるの?」


 その言葉に、コレは家での味方が増えると喜んだのだが、ある疑問が私の脳裏に浮かぶ。


 妻よ……お前にフェイスブックは無理だ。

 携帯の定額制に入っていない上に、ウェブボタン(iマークやEZ等)すら一度も押した事の無い人間にフェイスブックは異世界だ。

 私がスマホでチャットのスピードについて行けない以上にな!


 魔王にレベル1の勇者(ヒノキの棒と布の服)では勝てない!

 

「パパくんのフェイスブック、私が使えばいいんじゃない。どうやるの?」


 夫の物は私の物。私の物は私の物みたいなジャOアン理論は止めてくれ。


 ネット未経験者がSNSで他の人のアカウントを使えばどうなるか……恐ろしい事が起きるだろ!


 何とか説得し諦めた様子だが、その時、スマホ操作初体験だった妻は、私がスマホを操作させながらアプリの説明したら、Eメールのチェックもし始めた。

 コレが本命らしい……

 


 奥様。人のメールを見るのは夫婦でも犯罪ですよ?

 


 それでは。また、明日。

 

 

 ♧

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