五月四日
じゅうきゅうかいめ~
メインの執筆が何とか九割になった鈍足執筆作者です。更新間隔が一ヶ月になりそうで、焦っています。
「ねえ、イナエさん。日記見ると、焦っている様に見えないよ?」
「炬燵さん。そうなんですよ……毎日の日記でどんな事をしてるか書いてるから、焦ってないのがバレてしまいますね……じっくり煮込むスープをのんびり台所で待つ様に書いてますね」
「……それって、執筆しながらボーッとしてるって事だよね?」
「違いますよ……この日記は余り考えないで思いつくまま書いているので、早く書けるのですが、色々考えながら書いていると、睡魔さんが遊びに来ますからね」
「……でも、昨日はCS放送無料だったから僕と睡魔さんと三人で今朝までテレビ見て……ムグ……すっ、睡魔さ……もが……んーんー!」
「睡魔さん、ありがとう。……お喋りな炬燵さんのコンセント抜いてください」
「オッケー! 御主人」
「んー! ……やっ、ヤメて! 睡魔さん! ごめんなさ……」
──カチッ──
「……さて、静かになりましたね。睡魔さん、私は仕事に行きますから、後始末はお願いしますね」
「任せとけ。御主人。早く帰って来いよ」
「それでは、行って来ます」
小話終了。
『炬燵妖精と睡魔さん』(一九ページ)
それでは、また明日。
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