十月九日
百七十七回目ね。
朝から雨降りなんだけど、頭は何時も晴れている妖精です。
禿げてるじゃねぇよ! フサフサだよ!
とりあえず、一人ツッコミからスタートです。
雨の日はインドア派なんだけど、出掛けるにしても大抵は建物の中だから皆インドア派でいいんじゃない? と屁理屈をコネてみます。
雨だと外に出れない分、頭の中で妄想を膨らませるか読書するのが多いのです。
読書の秋、妄想の秋。
例えばこの雨だけど、暖まった海の水分や地表の蒸気が上昇して冷たい空気に冷やされ、雲になって大気中の塵とかと一緒に雨になるのだけど、その時に糖分や塩分が一緒になれば、味付きの雨が降る訳だ。
何、小学生みたいな事言ってんだよ? みたいに思うかもしれないが、大気中の成分に因って酸性雨なんかになるのなら、アルカリ性の雨だって、甘い雨だって、降らせる事は出来るだろう。
沿岸等では潮風で建物や金属製品が錆びる。つまり大気中に塩分を多量に含んでいるからだ。
塩気のある雨は可能だと言う証明にもなる。
それならば、甘い雨だって可能な筈だ。潮風以上にベタつく可能性大だけど。
空気中に糖分を散布するには、かなり粒子の細かい状態にしなければ、大気中に留まれない。軽くする為にも水分は出来るだけ無い方がいいだろう。
そんな取り留めの無い事を考えたりもする。
発想は柔らかく、決意は堅く。科学者の条件だな
……私は科学者じゃ無いけど意外な方向から物事
見る事はとても大切な事だ。
晩飯のカレーにファOタオレンジを注ぐ愚息を見てそう思った。
それは、あり得ねぇな……
すき焼きにビールを注がれたルOン三世の気持ちだ。
それでは、また、明日。




