九月二十九日
百六十七回目ですわ。
どうも。カロリーメイド妖精です。
昨日の日記を読み直して気付きました。
うわっ?! 恥ずかしい! どんなメイドだよ? カロリーメイド……
別に執着があるほどのメイド好きじゃないからね! 結婚する前に妻にメイド服を着せた事がある程度、ほどほどに好き。
クラシックな落ち着いたメイド服は好き。この場合はベースは黒か茶色、肩は少し膨らませ袖は折り返した形かな? やはりワンピースのロングスカートに白のエプロンが望ましい。ベストがあってもいいな。
いや、別にメイド服、形だけではないよ。昔はメイドや執事は貴族の養育も兼ねていたから、時には厳しく、時には優しく主を導く知性と教養を兼ね備えた人材だ。掃除や給仕ばかりの仕事ではない。
館に複数いる場合は当然ランクも存在する。詳しくは面倒くさ……何かで調べれば良い。
私もそれ程詳しい訳ではない。西洋、貴族の文化だし 日本で近いのは奉公とかだが、多少意味合いは違う。
それに、日本家屋にメイドは合わないよね。洋館に居てこそあの姿が映えると思う。裏方のメイドが映えるのも本末転倒だが……
そろそろ本題に行くか。
我が家で今晩、キノコの炊き込み御飯と芋のこ汁なのだが、忙しい時に仕事をサボって私に押し付け、山間部にキノコ狩りをして来たクソオヤジは大漁だったのを自慢気に話している。
……ムカつく!
いきなり私にすべてを押しつけて行ったくせに、『また行こうか』なんて言っている。
メラメラと殺意が沸き起こるぜ! 妻と出掛ける予定も潰して仕事をしていたと言うのに……頭の毛抜くぞ! オラッ!
何がキノコ狩りだ! てめぇのピ──────ッ!
おっと、紳士な妖精にあるまじき言動だったな。
失礼、お見苦しい処をお見せした。
今夜はゆっくり執筆しながら心を落ち着けよう。
それでは、また、明日。




