九月十二日
百五十回目だぞ! やっほぉ──い!
さあ、最初だけテンション上げる十回毎のお約束。
めでたく百五十回だ! こんちくしょーおぅ!
……ふぅ。
十回毎に多く話していたのは夢の話だね。今朝は夢を見なかったので、昨日の夢を話そう。
だったら昨日書けば良かったけど、昨日は書く気になれなかったので、今書こう。
私は誰かに起こされて目を覚ました……
身体を優しく揺すられ、寝ぼける私は相手を見ると、口元に笑顔を浮かべているのが寝ぼけ眼の狭い視界から見える。
視線を下げると薄いピンクのフリルエプロンに軽く胸元が開いた白いブラウス。更に視線を下げると膝立ちしたブラウンのロングスカートのスリットから見える白い脹ら脛と柔らかそうな踵。
「アナタ。今日は目玉焼きにしたけどいいかな?」
上から掛けられる明るい声に目を擦りながら身体を起こして周りを見ると……誰も居なかった!
と言う夢を見た。
丁度、布団から身体を起こして目が覚めたのだ!
とりあえず起きて朝食を準備していた妻に聞く。
「目玉焼きは?」
「目玉焼き? 今日はコロッケだけど?」
「……そうか(朝から重いな……)」
(……夢か……あの時、起こしてくれたのは誰だったんだ?)
なかなか不思議な夢だった。何処までが夢で何処から現実か実に曖昧な感じ。
寝ぼけていたのかもしれないが、あんな風に起こしてくれるのなら……毎日見たいぞ!
それでは、また、明日。




