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月草日記 毎日更新?  作者: 月草 イナエ
第一章 ~日常編~
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 八月二十五日

 

 百三十二回目モグモグ……


 遅いお昼休憩しながらコンビニおでんを頬張る妖精です。

 厚揚げウメェ──ッ! 

 おいなりさんウメェ──ッ!


 原材料は大豆→豆腐→加工→厚揚げor油揚げ。

 結構、豆腐料理好きです。麻婆豆腐とか揚げ出し豆腐も。


 さて、今日はちょっと愚息とお出掛け。

 地元の消防署で防災訓練みたいなものを見てきました。毎年この時期に開催されるのです。

 取材と言うか『ニート消防団』のネタにもなってるしね。

 隊員の訓練や地震体験車とか見たけど、愚息のお目当ては最後に行われる放水訓練と言う名目のくす玉割り。

 

 ワイヤーで地上6mの高さに吊された横一列に並ぶ十数個のくす玉。

 地元の消防団の方々が『喰らいやがれ!』と消火ホースから勢いよく飛び出る水を当て、くす玉を割ると、中からお菓子やオモチャがビチャビチャに濡れた地上にボタボタ落下。

 ベチャッと快音を立てぬいぐるみが落下。

 ゴムボールやスーパーボールがそこいら辺を跳ね回り、プラスチックのバケツがべキッと落下……


 砂糖に群がる蟻のように我先にとソレに群がる子供と親。近所の爺、婆。

 容赦ない大人と必死の子供の奪い合い。キャーキャーとはしゃぐ子供達。目で近寄る者を威嚇する大人。

 文字通り、大人気おとなげない光景だ。


 毎年思うが、あの中に入りたくない……


 去年は獲得数0の愚息も、今年は小さなビニール袋一杯にお菓子やオモチャを詰めていた。

 我が子よ。レベルアップしたな……


 私は端に転がるスーパーボールを一個ゲットだぜ!

 だって、あの戦場に飛び込むのはちょっとな〜

 対巨人装備が一式欲しい処だ。

 

 それでは、また、明日。

 



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