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『山』の正体

「ここが『山』……」


 ランゼさんから正式に頼まれ、すぐに街を出発した俺たち。

 初めて『山』という場所に足を踏み入れたのだが、とても魔物の背中とは思えないような、ごく普通の自然にしか見えなかった。


「す、すごいですね……これが魔物の背中だなんて……」

「……ん、驚愕。カイゼル帝国にいたときに聞いたけど、嘘だと思ってた。でも、本当だった」

「まあ普通は信じられねぇよな。オレも全部の姿どころか動いている様子すら見たことねぇが、この『山』や似たような存在の『海』があるからウィンブルグ王国は敵国から侵略されにくいんだ」


 話を聞けば聞くほど信じられねぇよな。

 アルの解説を聞きながら思わずそう感じていると、隣でサリアが伸びをした。


「んー! この感じ久しぶりだなぁ!」

「そう言えば【果てなき悲愛の森】を出てからあんまり自然に触れてないもんな」

「うん! だからこうして木がたくさんある場所に来ると懐かしい気持ちになるんだー」


 ダンジョンはともかく、こうして外の世界で自然が多い場所に来るのはバーバドル魔法学園の近くの森以来だ。

 今俺たちがいる『山』は、自然が豊かで、木々も青々としている。

 もちろん【果てなき悲愛の森】のような禍々しく、ジャングルのような雰囲気はなく、本当に森林浴を楽しめそうな清々しさを感じる。


「こんなに気持ちいいと――――ツイ、野生ニ戻ッチャウネ」

「急に戻らないで!?」


 突然俺の隣でゴリラ状態のサリア――――ゴリアになった。

 ただ、大自然の中のゴリアはやっぱり似合ってる。似合いすぎている。


「私、キレイ?」

「どういう質問?」


 そりゃ綺麗だけど……って何を言わせるんだ。口に出してないけど。

 んなアホなやり取りは置いておいて、俺たちはどんどん先へ進む。

 サリアがゴリアになったおかげか、魔物は俺たちを見つけるとすぐにどこかへ逃げてしまった。さ、さすが森の帝王……。

 魔物の襲撃がないのは予想外だったが、おかげでスムーズに進むことができ、ある程度山を登ったところでアルが立ち止まった。


「見えたぞ。あそこが【山神の洞窟】だ」


 そこは大きな崖のような岩肌が露出しており、そこにぽっかりと大きな穴が開いていた。

 かなり大層な名前を付けられていたが、特に人の手が入ってる様子もなく、穴の向こうは暗闇となっている。

 するとアルがそのことについて解説してくれた。


「名前の由来は分かる通り『山』の背中にある洞窟だから、そう名付けられただけで、それ以外に深い意味はねぇ。ただ、洞窟の中で何か採掘できるのかとか、そう言ったことも含めて謎の場所だ」

「そうなの?」

「国や冒険者としては探索したいところだが、変に刺激してそれが『山』本体を傷つけるようなことになれば、シャレになんねぇしな。だから手を出さねぇようにしてるのさ」

「それじゃあ……この中で戦うのは……」

「かなり気を使うな。特に誠一。いつもみたいにトンデモねぇ力で攻撃したら、その【魔神教団】の男どころか『山』すら危ういからな。気を付けろよ」


 どんな注意? とも思わなくないが、否定できないのでちゃんと肝に銘じます。

 そうなると……予想以上に戦いにくいな。

 『山』そのものも吹っ飛ばしていいんなら問題ないが、『山』はその存在が国益につながってる部分もあるわけで、『山』ごと吹っ飛ばすわけにはいかない。

 相手がどんな力を持ってるか知らないが、困ったな……。

 ふと、俺は今自分が踏みしめている地面――――『山』を見下ろし、【上級鑑定】のスキルを発動させてみた。


【ダイダラボッチの背骨Lv:???】


 ダイダラボッチ!? え、あの日本の!?

 それよりもここ背骨なの!? あ、あの骨が出っ張ってる部分!?

 ツッコみが追い付かないんだが、背中じゃなくて背骨ってことは……どんだけでかいんだ!?

 このウィンブルグ王国で連なる山々が全部合わさってダイダラボッチの背中ってことだろ?

 ……待てよ? ってことは――――。


「うつ伏せで寝てるの……!?」

「何ノ話?」


 衝撃の事実に俺が驚く中、ゴリアが不思議そうに首を傾げた。


「い、いや……この『山』ってのが何なのか知りたくて、鑑定してみたんだ」

「ああ、できなかったろ? いろんな国が挑戦したらしいが、デカすぎてスキルが――――」

「え、できたけど……」

「なんでだよ!?」


 それは俺が聞きたい。

 てか、できないんなら先に言ってほしい。じゃないと俺の求める普通が遠ざかる……!


「ちなみに聞くが、なんて名前なんだ?」

「ダイダラボッチって名前の魔物なんだけど……」

「……聞いたことねぇな」

「……ん。私も」

「わ、私もダンジョンに封印される前も聞いた記憶がないですね……」

「主様、それ、食べれるんですか?」

「食う気!?」


 ダイダラボッチって人型よ!? ……そうだよね? この世界では違うんだろうか。

 まあルルネのいつも通りの反応はともかく、アルたちでさえ知らない魔物のようだ。

 となると、ウィンブルグ王国でも全容を確認したのは本当に昔なんだろうな。

 ただ、人間が多く訪れると何かしらのアクションを起こしたから、存在自体は信じられていたと……。


「俺のいた世界に、同じ名前の妖怪って存在がいたんだが、もし同じ存在なら超巨大な人型の何かだと思う」

「マジかよ……てっきり亀とか竜とか、そんな魔物の背中なんだとばかり……」

「アル、背中じゃないよ」

「あ?」

「ここ、背骨らしい」

「…………」


 アルだけでなく、全員その言葉に絶句していた。

 そりゃそうだよな……。


「うつ伏せとか寝苦しいだろうに……」

「驚いてるとこそこじゃねぇからな!? デカさに驚いてんだよ!」

「……ん。でも、誠一お兄ちゃんの言う通り、よく眠れるね」

「あ、頭はどこなんでしょう? 地面に顔を埋めてるんでしょうか……」

「オリガもゾーラも毒されてんじゃねぇ! んなことどうでもいいだろ!? それよりも、そんなとんでもねぇ大きさの魔物が暴れれば……国なんて簡単に滅びるぞ!」


 アルの言う通り、予想以上の大きさを誇るダイダラボッチが起きるとすれば、今俺たちがいる『山』どころか、ウィンブルグ王国の山々すべてが起き上がるってことだろ? ちょっとシャレにならん。

 いつもみたいに力だけで押し通すと大変なことになりそうだ。

 最悪、ダイダラボッチが起きちゃったら倒すなりなんなりしないといけないだろうが……ただ寝てるだけなんだし、できればそっとしてあげたいよな。

 それに、ダイダラボッチの存在はウィンブルグ王国の国防的にも重要だろうし。


「……ん。相手がどこまで考えてたか知らないけど、誠一お兄ちゃんにとっては不便な場所」

「主様の障害となるなら消し飛ばせばよいだろう?」

「……食いしん坊のバカ」

「何故だ!?」


 吹っ飛ばしたらダイダラボッチが起きるからだよ。そもそもダイダラボッチに被害がないようにって考えてるのに。

 ルルネの脳筋すぎる発言に頭を押さえながらも、気を取り直して洞窟を見つめた。


「正直、鑑定しなけりゃよかったって思ったけど……仕方ない。早くエレミナさんを助けないといけないし……用心しながら行こう」


 俺の言葉に全員頷くと、そのまま洞窟へと入った。

 ちなみにだが、森から洞窟に入るということで、サリアは人間の姿に戻っている。もう森の中じゃないかららしいが……野生の感覚はよく分からん。


「ここはダンジョンじゃねぇから、本来は罠の心配はねぇが……相手がこの場所を指定してる以上、それも頭に入れとけよ」


 アルの忠告を聞きつつ、俺たちは洞窟を進んでいく。

 中はやはりというか、光源の一つも存在しないため暗かったが、俺たち全員特にそのことを気にすることはない。

 アルやオリガちゃんは冒険者時代などで身に着けたであろうスキルで闇夜でも目がきき、サリアとルルネは動物由来の目の良さなのか、特に問題なさそうだ。果たしてゴリラとロバが夜目がきくのかは知らないけどさ。

 意外だったのはゾーラで、サリアたちと同じで夜目がきくのかと思ったが、どうやら違う方法で周囲を把握していた。


「え、えっと……私、他の人とは違って、周囲の温度を目で見ることができるんです。それに、体内から自然と溢れ出る魔力を周囲に広げることで、周辺の環境も把握できて……」


 そう言えば、蛇って温度を感知する器官があるって聞いたことがあるなぁ。ゾーラも蛇に関する種族だし、同じような能力が備わっているんだろう。

 俺自身は【世界眼】のおかげか、洞窟内も普通の視野で過ごすことができていた。

 洞窟内を警戒しながら進んでいると、アルが首をかしげる。


「妙だな。てっきり罠の一つか二つくらいは仕掛けてくるかと思ったが……そんな気配もねぇ」

「うーん……魔物の気配もしないねー。本当にただの洞窟みたい」


 アルとサリアの言う通り、進めども特に危険な要素はない。

 一つ言うなら足場が少し悪いかな? ってくらいだ。


「……ん。特別な鉱石もなさそう」

「まあ貴重なもんがこの場所にあっても採掘しにくいし、それはそれでよかったんじゃねぇか?」

「もともと背骨の一部だしね」

「……それ、未だに信じられねぇんだが……背中の上に森ってだけでもわけわかんねぇ魔物だとは昔から思ってたが、背骨とかもっと意味が分からねぇだろ……」

「成長期で伸びた可能性も……」

「どんな可能性だよ」


 俺もよく分からんが、もしかしたらアルの言う通り、昔は本当に背中が森になっていたけど、人間みたいに成長期で急成長した結果、背中から背骨の一部が森になった可能性も――――ないな。たぶん。

 そんなこんなで先に進んでいくと、やがて広い空間にたどり着いた。


「ここは……」

「――――ほう? 見知らぬ客人が来たな」

「!」


 周囲を見渡していると、不意に俺たちに声がかけられる。

 全員その声に反応して戦闘態勢をとると、洞窟の奥地から一人の男が姿を現した。

 男はフードで完全に顔を隠したローブ姿で、こいつがフロリオさんたちが言っていた謎の男であり、【魔神教団】の神徒なんだろう。

 ただ、それとは別に、俺はあることに愕然としていた。


「てっきり【剣騎士】か【黒の聖騎士】あたりが来てくれるかと思ったが……がっかりだな」

「……」

「ウィンブルグ王国は事態を軽く見ているのかね? ここで様子見の冒険者をいくら送ってこようが、結果は変わらぬというのに……」

「……」

「? さっきから黙っているが、何か言ったら――――」

「――――被った……!」

「…………は?」


 俺の言葉に、相手の男だけでなく、サリアたちも首を傾げるが……俺はそれどころじゃない。


「なんでローブ姿なんだよ! 俺と被るじゃねぇか!」

「どこにキレてるんだよ!?」

「こんなお揃い嫌だああああああ!」

「お前黙っとけ」


 いや、アルさん。そう言いますがね、俺のアイデンティティと言いますか、何と言いますか……。

 アルにどう説明しようか考えていると、俺の反応に呆気に取られていた相手の男が苛立たし気に口を開く。


「……どうやら状況を正しく理解できていないみたいだな。貴様らはこの地に何をしに来たんだ?」

「そりゃもちろん、エレミナさんを助けるために来たんだよ」

「フン。ウィンブルグ王国の質も落ちたな。こんな訳の分からん人間どもを寄越すとは……『雷女帝』は諦めたのかね?」

「何?」


 男はそう言いながら指を鳴らすと、奥から人の影が何人か集まってくるのが見えた。

 それはてっきり【魔神教団】の使徒たちかと身構えていたのだが――――。


「え……?」

「嘘だろ!?」


 なんと、奥から現れたのは、どこか虚ろな表情を浮かべた冒険者らしき人物たちだった。

 そこには目的のエレミナさんの姿はないが、その中に一人だけ見知った顔を見つける。


「あれは……ガルガンドさん!?」


 なんと、洞窟の奥地からやって来た冒険者の一人に、S級冒険者のガルガンドさんの姿が!

 そのことに驚いていると、アルがすさまじい形相で相手を睨みつつ、続ける。


「……ガルガンドだけじゃねぇ。そこにいるのは全員、S級冒険者たちだ」

「そんな!?」

「テメェ……! こいつらに……ネムに何しやがった……!」


 どうやらS級冒険者の中に、アルの知り合いがいたらしく、アルは今まで見たことないような怒りを爆発させていた。

 そう言えば、アルがまだ不幸体質だった時、知り合いの結界があるおかげで、テルベールでは普通に過ごすことができてるって言ってたな……。

 その結界を張った人物が、S級冒険者のネムさんという方なんだろう。

 ただし、今はそのS級冒険者は全員操られたような状態で、それぞれの表情に感情が見えない。


「なんだ、ウィンブルグ国王から話を聞いていないのか? 我々は戦力を求めていると。ここにいるのはその戦力となった駒だよ」

「駒だと!?」

「ああ。その証拠に――――ほら」

「!」


 男が両手を広げると、洞窟の奥地から次々と同じS級冒険者たちが姿を現した!


「ど、どうなってるんだ!? 同じ姿がこんなに!?」

「誠一! ここにいる人、全員普通じゃないよ!」

「え?」

「何て言ったらいいのかな……ルーティアちゃんのお父さん、ゼファルさんは体は本人の物で、精神が別の存在になってたけど、ここにいるのは全部偽物! それどころか、生命力すら感じ取れない……」

「言われてみれば……」


 俺は冥界でゼアノスたちと修行したことで、そこにいた悪霊を退治するために生命力を感じ取ったり、操ったりする術を学んだ。

 そんな俺から見ても、目の前のS級冒険者の集団からは生命力が感じられないのだ。

 そしてそれは、謎の男にも言える。


「お前も偽物か」

「! ……どうやら気づいたようだな。だが安心したまえ。私は約束は守るとも。この状況を切り抜けられるのなら、『雷女帝』は帰してやるさ――――生きていれば、だがね」

「テメエ……! 待ちやがれ!」


 謎の男はそれだけ言うと、そのまま闇に溶けるようにして消えてしまう。

 アルはすぐにでも男をとらえようとしたが、その前に偽物のS級冒険者たちが行く手を阻んだため、逃げられてしまった。


「クソっ! アイツ、どこに行きやがった!? このままじゃ……」

「アル、落ち着いて。どうやらあの男、まだこの洞窟にいるみたいだよ」

「え?」

「サリアに言われて生命力の感知をしてみたんだけど、この洞窟の奥に二つ、気配を感じ取れたんだ。多分だけど、さっきの男の本体とエレミナさんだと思う」

「そうか……ならさっさとこいつらをどうにかしねぇとな……!」


 幸いこのS級冒険者たちは偽物みたいなので、倒すことを躊躇う必要はない。

 だが――――。


「おらっ! 吹っ飛びやがれ……!」

『……』

「何!?」


 アルが全力で斧を振りぬくと、魔族の男性らしきS級冒険者はその攻撃を簡単に受け止めてしまった。

 それどころか……。


「! ……この人たち、強い」

「う、動きが速すぎて、目で追えません!」


 オリガちゃんとゾーラは巨大なアフロの男性や、どこか貴公子っぽい雰囲気の女性の攻撃で、苦戦を強いられている。

 てか、あのアフロどうなってんだ? オリガちゃんがクナイを投げるたびにあのアフロに吸収されていってるんだが……。

 他にも様々な特徴を持ったS級冒険者たちは、その実力を遺憾なく発揮してきた。


「こいつら、偽物のくせに実力はそのまんまかよ!?」

「それなら、本気でも大丈夫そうだね! ――――エイ」

『!?』


 アルの言葉にサリアは笑うと、本日二度目のゴリアに変身し、近づいてきたS級冒険者を殴り飛ばした。

 その威力はすさまじく、一人だけでなく数人まとめて消し飛ばす。


「面倒だな。消えろ」


 ルルネも軽くS級冒険者を蹴り抜くと、その余波だけで何人も消滅させていた。


「俺が戦うと洞窟が崩れそうだけど……」


 まあ洞窟が崩れても何とかなると思うが、まだエレミナさんを救出できていないし、ダイダラボッチがどう反応するのかも分からない。

 とはいえ、このままサリアたちに戦いを任せるわけにはいかないし、早く助けに行かなきゃいけないので、俺は【慈愛溢れる細剣】を抜いた。


「みんな! 俺が合図を出したらしゃがんでくれ!」

「! 分かった!」

「それじゃあ……今だ!」

『!?』


 全員から返事が返ってきたことで、俺は全力で手加減しつつ、円を描くように回転しながら剣を振り抜いた。

 すると最大限力を制御したにも関わらず、とんでもない規模の斬撃が放たれる。

 それは俺を中心に周囲に向かって飛んでいくと、そのまますべてのS級冒険者たちが消滅するのだった。


「……いや、多少は減らせればいいなとは思ったけど、全部消えるとは……」

「相変わらず無茶苦茶だな、お前」


 それと、不思議なことに、俺の斬撃が洞窟の壁に当たりそうになると、まるで粘土のようにその場所が蠢いて、そのまま斬撃を自動で避けてくれたのだ。

 世界の忖度がすごい。


「と、とにかく! 急いでエレミナさんの下に向かおう!」


 俺は誤魔化すようにそう口にしながら、全員で洞窟の奥へと向かうのだった。

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― 新着の感想 ―
ダイダラボッチさんこのまま寝てて! あなたの背中に全ての理を超越したナニモノかが居るけど寝た振りしててね!
[一言] いっそ魔神教団を忖度でペペっと片付けてくれれば良いのに
[一言] 寝ている間に超ド級危険生物(?)に背中を這われるダイダラボッチぇ……
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