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俺の従兄弟は俺です  作者: 氷瀬 豊
一章 ~一学期~
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頭いたいなー

あれから少し時間がたって、恵が頭を押さえながら起き上がった。


「恵、頭いたいのか?」


「うん…………少しだけ…………」


「あいつ、こんな無責任なことしやがって」


「お兄ちゃん…………お姉ちゃんのことは、怒らないであげて。今回はこういうことになるのを承知で、私が体を貸したんだ」


「…………そうだったのか」


「ごめんなさい!」


恵は、頭を下げて謝った。


「…………次からは、絶対こんなことはするなよ」


俺はそういいながら、紗弥のベッドに腰を掛けた。


「うん、分かった!」


恵はそのまま回れ右をしたが、俺は引き留めた。


「そういえば、起きながら変われるの…………なんで黙ってたんだ?」


「…………頭いたいなー」


明らかに棒読みだが、俺はそれ以上追求はせずに、恵が出ていくのをみていた。








俺はあのあと、横になっていた。


「今日は行かないんだよね?」


紗弥が不意に聞いてきた。


「いかねぇよ…………また熱が出てもたまったもんじゃねえしな…………疲れたから、俺先に寝る。おやすみ」


「お休みなさい♪」


俺はそう言って眠りについた。

更新遅れてすいません!

新作の方を更新してたらこんな感じに…………

明日こちらの更新ができるかわからないです……

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