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俺の従兄弟は俺です  作者: 氷瀬 豊
一章 ~一学期~
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オムライス


「お姉ちゃん、食べれる?」


ソファの上でぐったりとしている紗弥に、恵は心配そうに声をかけた。


「ちょっと無理かも…………恵たちだけで食べて」


「うん、分かった。じゃあ、お姉ちゃんの分だけ分けておくね♪」


「うん、ありがとう」


紗弥は微笑んで言った。

それより、


「なに作るんだ?」


「オムライスにしようかな」


「おう!分かった!」


オムライスは俺の好物の1つだ。

しかも、恵の作ったオムライスは母さんが作った物より美味い。

久しぶりに食べるので、嬉しさが増していた。







「いただきまーす」


俺はそう言って、オムライス食べ始めた。


「お兄ちゃん、どう?」


俺が一口食べると、恵はすかさず聞いてきた。


「うん、美味い!」


「ほんと!」


「ほんとだよ」


「良かった…………じゃあ私も、いただきます」


俺達は、オムライスをどんどん食べていった。




更新遅れてすみません。

今週は忙しいので、こんなことが続くかもしれませんが、番外編は書きたいと思います!

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