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オムライス
「お姉ちゃん、食べれる?」
ソファの上でぐったりとしている紗弥に、恵は心配そうに声をかけた。
「ちょっと無理かも…………恵たちだけで食べて」
「うん、分かった。じゃあ、お姉ちゃんの分だけ分けておくね♪」
「うん、ありがとう」
紗弥は微笑んで言った。
それより、
「なに作るんだ?」
「オムライスにしようかな」
「おう!分かった!」
オムライスは俺の好物の1つだ。
しかも、恵の作ったオムライスは母さんが作った物より美味い。
久しぶりに食べるので、嬉しさが増していた。
「いただきまーす」
俺はそう言って、オムライス食べ始めた。
「お兄ちゃん、どう?」
俺が一口食べると、恵はすかさず聞いてきた。
「うん、美味い!」
「ほんと!」
「ほんとだよ」
「良かった…………じゃあ私も、いただきます」
俺達は、オムライスをどんどん食べていった。
更新遅れてすみません。
今週は忙しいので、こんなことが続くかもしれませんが、番外編は書きたいと思います!




