お、おう
「じゃあ、おやすみなさい」
「お、おう」
寝るって感じはしないけどな。
……そういえば、あそこにいってる間って、体はちゃんと休めているのか?
そんなことを考えながら俺は眠りについた。
俺が目を覚ますと、目の前にバットを持った紗弥がたっていた。
「起きろー!」
そういいながら紗弥はバットを俺めがけて振りかざす。
その時俺は、横を向いてなんとかよけた。
(危ねぇな……)
「寝返りで、避けるなんて…………ならばもう一度……」
紗弥は、バットを持って構える。
早く起きないと、殴られてしまう。
(起きなければ!)
俺はそう思ったが、足が動かない。
このままでは、直撃する。
「起きろー!」
そう言って紗弥はバットを振りかざした。
「待てー!」
俺がそういうと、俺に当たる直前でバットを止めた。
俺は起き上がって紗弥をみる。
すると、紗弥の持っていたバットが消えた。
一体何処に消えたんだろう。
いや、今はそれよりも、
「さっき、俺のことバットで殴ろうとしてなかったか?」
「えっ、木製のバット?し、知らないよ」
「木製ねぇ…………俺は木製なんて、一言も言ってなんだけど?」
「…………ごめんなさい。で、でも何度呼んでも起きないから、仕方なく……」
「…………悪かったな」
「話の途中で悪いんだけど、二人とも私のこと忘れてない?」
こちらの紗弥が俺達に言った。
更新遅れてすいませんm(__)m
明日も更新しまーす()日付変わってますけどね




