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俺の従兄弟は俺です  作者: 氷瀬 豊
一章 ~一学期~
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成る程


「成る程…………それならなんとかなるかもね」


「本当……」


「でも、それができるかはわからない」


「そうだよね………………」


紗弥は俯いた。

どうなるかわからないんじゃ、落ち込むのも無理ないか。

できなければ、この世にいられるかわからないし。

俺はそう考えていることしか、できなかった。


「この話はまた今度ね。恵ちゃんが出てきたそうにしてるから」


そういったあとで、紗弥のはいった恵は横に倒れた。





あのあと恵は部屋に戻った。


「輝は今日あそこ行く?」


「まぁ話さなきゃならないことが紗弥にあるんだったら、俺は行くつもりだ」


「じゃあ、ついてきてね」


「おう」







それにしても、話さなきゃならないことってなんだ?


更新は結局一回になりそうです(´・ω・`)

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