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いただきまーす
「兄貴、皿とって」
「やっと飯だ!」
そう言って、兄貴は皿を俺に渡した。
俺は全員の皿に御飯をもって、紗弥のところに2皿ずつ持っていった。
俺が兄貴の皿を持っていくと紗弥が、
「どれくらい入れればいいんだろう?」
とタバスコをもって呟いた。
本当にするのか……
「輝、どれくらい入れればいいかな?」
「……一滴も入れなきゃいいだろう」
「でも兄貴を落ち着かせるにはこれしかないかなー、と…………」
「……そんなことしなくても、兄貴なんて大っ嫌いっ! 、って言えばいいだろう?」
「それはさすがに……」
「タバスコの方がひどいからな。わかってるか?」
「考えてみればそうだね。分かったタバスコは止めとく」
紗弥はカレーになにも入れずに、普通にカレーをかけた。
「「「いただきまーす」)」」」
俺たちはカレーを食べ始めた。
明日も更新しまーす。
というか今回とても短いです。
すいませんm(__)m




