表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺の従兄弟は俺です  作者: 氷瀬 豊
一章 ~一学期~
50/73

こわいよ、兄貴


「なにもないなぁ…………あっ、じゃがいも発見!他には何があるかな…………」






結局出てきたのは、じゃがいもと玉ねぎ。

これならカレーは作れるだろう。


「じゃあ早速作るか…………紗弥ー、ちょっと来てくれー」


俺は2階にいる紗弥を呼んだ。





「カレー作るの?」


「あぁ。母さんがおいていったのはたったの千円だ。それで兄貴が満足するとはおもってねぇし、俺らが晩飯を作ればいいだろ」


「そうだね。でも土鍋でするんでしょ?」


「まぁそうなるな…………」


カレーを作るときは基本的に土鍋を使う。

そうしないと量が足りなくなってしまう。

兄貴がいるからだけど。

あの細い体のどこにあれだけはいるのやら……

とりあえず作ろう。


「紗弥は飯炊いて。野菜は俺がするから」


「分かったー」









「無事に完成したな」


「うん」


何事もなく完成した。

後は二人の帰りを待つだけ。

それまでに風呂でも入っとこうかなぁ。











「ただいまー」


兄貴が帰ってきた。


「おかえりー」


もう少ししたら出よう。

兄貴も風呂先にはいるだろうし。







「紗弥、輝は?」


「お風呂」


「そうか…………ん、この臭いはカレーか!」


「うん。輝と二人で作ったの」


土鍋を見る兄貴の目が輝いてる。

こわいよ、兄貴。


「まだ食べないのか?」


「恵が帰ってきてから」


「そうだな。じゃあそれまでに風呂入っとこ。輝が出てきたらいいに来て


そう言って兄貴は2階にいった。


紗弥サイド初めていれてみました!

さすがに輝弥サイドオンリーではきついので。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ