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俺の従兄弟は俺です  作者: 氷瀬 豊
一章 ~一学期~
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なんかありそうだな


「なんかありそうだな」


「あぁ。要するに見なければいいんだから、隅の方で着替えればすべて解決するのだ!」


「…………着替えた後はどうするんだ?」


「…………どうしよう」


「とりあえず今日はもう寝たら…………そうだ! あいつにも聞いてみたらどうだ?」


寝る、ということはあそこに行ける。

あの白の世界。

あそこには、『紗弥』がいる。


「でも、どうやっていけば…………」


「お前があそこにいきたいと思えば行けるんだとさ」


「そうなんだ…………じゃあ、早速いってくるね!」


そう言って紗弥は、ベッドに飛び込んだ。

俺も行くか。


俺は布団を敷いて寝た。








俺が目を覚ましたときには、朝になっていた。

失敗することもあるのか。

そう思いながら、俺はスマホの電源を入れて、時間を見た。

7時5分。

少し早いが起きるか。


「おはよぅ……」


横から紗弥が言ってきた。


「おはよう。……お前は行けたか?」


「ふぁ~……行けなかったよ……」


「そうか……」


どうしたんだ?

今日の夜、もう一度やってみるか。



俺は部屋を出て洗面所にむかった。


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