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起きて~
「輝起きて~」
そういわれて俺は起きた。
「…………今何時だ?」
「9時だよ」
「まだ9時か……もう少し寝る…………」
俺は布団に潜った。
「起きろー!」
紗弥が叫んだ。
大きな声で、完全に起きてしまった。
布団をどけて起き上がる。
紗弥を見ると、もう着替えていた。
「お前何時に起きたんだ?」
「8時かな?」
「そんな早くによく起きれるな 」
「これ使ったの」
紗弥は俺にスマホを見せた。
「行ってきまーす」
そう言って俺達『3人』は家をでた。
3人……俺と紗弥と…………恵だ。
なぜ恵がいるのかというと、朝飯を食べているときだった。
俺達が今日のことを話していると、
「私も一緒に行く!」
と恵が割り込んできた。
川上は恵のこと可愛がってくれてるし、恵なら一緒に行ってもいいか、と思いつれてきた。
「優夏先輩との買い物楽しみだな~」
「いや、俺達も一緒だから…………」
「わかってるよ♪」
本当にわかってるのか、怪しいところだな…………
俺達は待ち合わせの場所にむかった。




