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俺の従兄弟は俺です  作者: 氷瀬 豊
一章 ~一学期~
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短いな……


「やっぱりこれかなー」


俺が使っているものと同じスマホをてにして、紗弥が言った。


「なあ、違うやつにしねぇか?」


「なんで?」


「お揃いとか、恥ずかしいだろ?」


「確かに…………やっぱり違うやつにする」





買ったのは違う機種だが、色は同じ黒だった。


「ねぇ母さん、早く帰ろう!」


「そうね。買うものは買ったし、帰りましょうか」


俺達は家に帰った。





晩ごはんも食べて、今は風呂に入って湯船につかっていた。


「明日はゆっくり寝れないなぁ…………はぁ……」


12時半に待ち合わせとのこと。

だから遅くても10時には起きなければ、体がうごかないだろう。

家を出るのは12時の予定だし。

起きられるか心配だけど。

俺はそんなことを考えながら、風呂を出た。





「輝、ケータイ貸して」


「なんでだよ。自分のがあるだろう?」


「優夏ちゃんのメアドみるから」


「あぁ、そういうことか」


俺は紗弥にケータイを渡した。

ケータイを買ったことを知らせるのだろう。


「ちゃんと名前も、うっとけよ」


「あっ、忘れてた」


そう言って紗弥はもう一度メールを川上に送った。





川上からのメールは、なかなか返ってこなかった。

いつも川上からの返信は遅い。

なんでも、気づいていないことが多いとか。

あとは、メールをうつのが遅いということ。


♪♪♪♪♪~


紗弥のケータイの着信音がなった。


「やっと返ってきた!」


紗弥が言った。

紗弥がメールを送ってから、20分が経っていた。


「やっぱり遅かったな。で、なんて返ってきたんだ」


「登録したよ、だって」


「それだけか?」


「それだけだね」


相変わらず短いな…………

口には出さなかったが、心のなかでそう呟いた。

更新遅れてすいません。

明日も更新しようと思いますが、旧校舎の方を更新するかもです。


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