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俺の従兄弟は俺です  作者: 氷瀬 豊
一章 ~一学期~
35/73

今日こそは聞くぞ!

俺たちは今日からやっと別々の場所で寝ることになった。

紗弥はベッドで、俺は敷布団。

母さんが買ってきてくれていた。

これでゆっくり寝ることができる。

そして俺はまたあそこに行った。






「痛っ!」

頭を殴られたみたいだ。


「やっと起きた」


「何で殴ったんだ!?」


「起こそうと思って殴ってみました」


「そうですか……そういえばあいつは?」


こっちの紗弥がいない。

どこにいるんだ?


「今日は来れなかったみたい」


「来れなかった?お前がここに引きずり込んでるんじゃないのか?」


「基本的には私がこっちに呼ぶか、勝手に来るか、そっちがここに来ようと思うか。

ちなみに二つ目は稀な話だから。

…………あと引きずり込んでるって表現はやめて。なんか悪霊みたいだから」


「分かった」


なんか最後のところはききのがしたけど、まぁいいか。


「で、なにか聞きたいことが?」


そうだ。

今日こそは聞くぞ!

「ここはどこだ?お前は頭がいいか?というかお前は何歳だ?もしかして俺より年下か?ぐらいかな」



よし、全部言ったぞ。

さあ答えろ、答えるんだ!


「えっーと、何から答えればいいのかな…………じゃあまずは……」


そういって紗弥は俺の質問に答え始めた。

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