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俺の従兄弟は俺です  作者: 氷瀬 豊
一章 ~一学期~
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部活動

いつもの帰り道だが、なかなか足が進まない。

今日はとても疲れている。

久しぶりの授業だったから余計に疲れたのかも。

家帰ったら寝ようかな。

「紗弥ちゃんは部活するの?」


「しないよ。やりたいこともないしね」


「そうなんだ…………今気づいたけど、紗弥ちゃんって、答え方が輝弥に似てるよね」


「えっ、そうかな?」


「言い方が変わってるだけで、言ってることとかほとんど変わらないような気がする」


どっちも俺だからな。

変わらないのが普通だと俺は思う。

それにしても部活か。

ちなみに俺は部活をしていない。

やりたいことがないからしないだけで、誘われたら部活はしたと思う。

そういえば川上はなんで部活しないんだろう?

「川上は何で部活しないんだ?」


「しないっていうか、できることがないんだ。運動苦手だしね」


そういうことか。

運動が苦手なのは仕方ないしな。




「そういえば、神城は?」


「部活だよ……お前まさか、あいつが部活やってるって、知らなかったのか?」


「そのまさか…………」


「そうだったのか……」


何で知らなかったんだ?

一年間一緒のクラスで、よくしゃべってたのにな。

……まぁいいか。





「また明日ー!!」

そう言って川上は歩いていった。

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