驚かねえよ
今日は新学年最初の登校。
紗弥は明日から学校に来ることになっていた。
手続きとかは母さんがしたんだろうけど、生年月日とかはどうしたんだろう?
まぁいいか。
とりあえず、新しい教室に俺はむかった。
中に入ると見知った顔が…………多いな……
知らないのは七人ぐらいだろうか。
ちなみに俺たちは1学級30人のクラスが1つ、
31人クラスが7つで合計8学級だ。
そして、俺のクラスは30人。
ということは、このクラスに紗弥が来るのだろう。
そう思いながら、俺は席に着いた。
「輝弥、また一緒のクラスだな!」
声をかけてきたのは、去年一緒のクラスだった神城 弘喜。去年は一番こいつとつるんでた。
「そうだな…………それにしてもテンション高いな。なにか良いことでもあったのか?」
「良いことでもあったのかだと? 聞いて驚け!! さっき担任の山谷から聞いたんだけど、転校生がこのクラスにくるらしいんだ!しかも女子!」
「そうか」
「驚かねえのか?何でだ?」
驚かねえよ、誰かわかってるんだし。
「明日になれば全部わかるよ」
そのあとは体育館で校長の長い話とかを聞いて、下校となった。
春休みのところ、大分カットしました。
同じことの繰り返しになりそうなので。
今更なんですけど、文章短いのは更新速度で補いたいと思います。




