表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺の従兄弟は俺です  作者: 氷瀬 豊
一章 ~一学期~
18/73

一人で入れる

あっという間に夜になってしまった。

時間がすぎるのは早い。

母さんも帰ってきて、晩御飯の支度を急いでしている。

そして俺たち3人はまだリビングにいた。

兄貴はというと、部屋に戻って計画をねっているようだった…………

またろくでもないことでも考えているのだろう。

すると母さんが、

「あなたたち、先にお風呂入っときなさい」

と言った。



「先にお前ら入ってこい」


と、俺がいうと何を勘違いしたのか、

「うん! お姉ちゃんいっしょに入ろう!」


と恵が言った。

お前らとは言ったが、俺はいっしょになんて一言もいってないのに…………

「えっ…………大丈夫一人で入れる」


「そう言わないで、いっしょに入ってやれよ」


俺が意地悪でそういうと紗弥は、何かひらめいたようだった。

「じゃあお前がいっしょに…………」


「恵、紗弥は一人で入りたいらしいから今日は我慢しろ。わかったか?」


「お兄ちゃんがそういうなら…………」


危なかった!

一つ間違えれば大変なことになっていたかもしれない。

というか、こいつはなにを考えてやがるんだ。



結局、一人ずつ風呂にはいった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ