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俺の従兄弟は俺です  作者: 氷瀬 豊
一章 ~一学期~
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学校は?

そのあと俺たちは家に着いた。

「ただいまー」


「お帰りなさい」


母さんがリビングから顔を出した。

「輝、紗弥、ちょっと来て」


俺たちはリビングに行った。


「ん、どうしたんだ母さん?」


「紗弥の学校のことよ」


「学校のこと?」


「そうよ。一応今と同じ学校に行くようにはするけど、夏奈さんの娘ということで入ってもらうわ」


夏奈というのは親父の妹で、今は仕事でアメリカにいるらしい。

年は大分若かったような気がする……

「夏奈さんの?」


「ええ。ちゃんと話はしておいたわ。それでいいわね」


「「あぁ」」


俺たちがそういうと母さんが、

「これは直さないとねぇ」

と、呟いた。

なんのことだろう?


夏奈さんは母親の妹でしたが父親の妹の間違いです。

苗字は二人ともそろえる予定だったんですけど、

慌ててつい間違えてしまいました。

すいませんm(__)m

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