第33話 胸についてのおしゃべり
体験を元にしています。
ランジェリーショップで計ってもらったら「Fカップですね」と言われた。
そこで気に入ったのを探す。
どうも、女の子女の子したのは苦手だから、シンプルなものになる。
色もピンクは苦手だ。
濃い色のはブラウスから透けるから、ベージュになる。
「おばさんくさ~い」と言われる。
でもデザインが派手なものを避けると、女子高生らしくなくなるらしい。
制服から派手なブラが透けていると胸が大きいから目立つ。
道を歩いていても胸に視線が集まるのが解る。
「いっそノーブラにしようかな?」そう言うと、「止めなさい」と言われる。
胸の事を話していると、彩が、余談だが彩の姓は「上登」という、「胸を大きくする話?」と聞いてくる。
「男の子には教えな~い」と言うと「ひっど~い」と言う。
彩が「私、女の子だもん」と言う。
それに対して「生理無いでしょ。子供は生理無いけど、その年で生理無いなら女じゃ無いわ」と言う。
彩が目をうるうるさせてる。
「あっ、ごめ~ん。彩は女の子だよね」と言うと、彩がにっこりとする。
彩は泣き虫だなぁ。
そう考えていると、「この前大泣きしたのは誰かしら?」と言われる。
う~~~~~。悲しければ泣くもん。
彩に「ブラの事よ」と言う。
彩が「ブラがズレるのよね」と言う。
ゆきが「僕もブラはズレるんだよね」と言う。
そりゃ胸が無いならズレるよなと思ったが言わない。
「あ~。由紀子が優越感に浸ってる」ばれた。
「この胸が優越感の根拠か」と言われて揉まれる。
「揉まないでますます大きくなっちゃう」
思わず、揉むのを止める女子。
「でも、ブラの買い換えも大変ね。ブラウスも買い換えないと」
う~。胸だけ大きいブラウスって無いから、全体として大きくなるんだよな。オーダーは高いし。
「胸が大きいのも大変ね」同情された。
内緒だけどお尻も大きくなってきてる。
スカートの後ろが持ち上がってる。これはオーダーかな?
この前着替えていたら「うわ~。すごく括れてる」と言われた。
腰が括れて、胸とお尻が大きいと、「グラマー」となるらしいけど、あれは見るもので、自分がなるもんじゃ無い。
グラマーだとなかなかサイズの合う服が無い。
その理由を言うと石が飛んで来そう。
ゴツン。
石じゃ無くてげんこつが来た。
考えが読まれたらしい。
かなり本気で叩かれた。
「夏になったらビキニ着ようね」
わー。それは遠慮したい。股間が股間が。
「あなたの股間なんてビキニ着ても目立つわけ無いじゃ無い。さっさと切っておいで」
ううっ。それは酷い。
僕の股間は1センチはあるもん。
反論にならないかな。
陽子がスカートをめくって、股間を確かめてきた。
「ああっやめて。教室の中だから、みんな見てる」
男子が、こっそり見てる。
昔着替えてる時に見たろうに。
やっぱり、スカートの中となると別ものなのかな。
履いてるパンツも違うからなあ。
ふふふふふふふふふふふふふふふふふ。
Fカップの胸と括れた腰と大きなお尻は魅力的かぁ。
なんか「勝った」という気分。
でも、彼女になる気は無いぞ。
読んでくださってありがとうございます。




