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僕は女の子  作者: 恵
33/55

第33話 胸についてのおしゃべり

体験を元にしています。

ランジェリーショップで計ってもらったら「Fカップですね」と言われた。

そこで気に入ったのを探す。

どうも、女の子女の子したのは苦手だから、シンプルなものになる。

色もピンクは苦手だ。

濃い色のはブラウスから透けるから、ベージュになる。

「おばさんくさ~い」と言われる。

でもデザインが派手なものを避けると、女子高生らしくなくなるらしい。

制服から派手なブラが透けていると胸が大きいから目立つ。

道を歩いていても胸に視線が集まるのが解る。

「いっそノーブラにしようかな?」そう言うと、「止めなさい」と言われる。

胸の事を話していると、彩が、余談だが彩の姓は「上登」という、「胸を大きくする話?」と聞いてくる。

「男の子には教えな~い」と言うと「ひっど~い」と言う。

彩が「私、女の子だもん」と言う。

それに対して「生理無いでしょ。子供は生理無いけど、その年で生理無いなら女じゃ無いわ」と言う。

彩が目をうるうるさせてる。

「あっ、ごめ~ん。彩は女の子だよね」と言うと、彩がにっこりとする。

彩は泣き虫だなぁ。

そう考えていると、「この前大泣きしたのは誰かしら?」と言われる。

う~~~~~。悲しければ泣くもん。

彩に「ブラの事よ」と言う。

彩が「ブラがズレるのよね」と言う。

ゆきが「僕もブラはズレるんだよね」と言う。

そりゃ胸が無いならズレるよなと思ったが言わない。

「あ~。由紀子が優越感に浸ってる」ばれた。

「この胸が優越感の根拠か」と言われて揉まれる。

「揉まないでますます大きくなっちゃう」

思わず、揉むのを止める女子。

「でも、ブラの買い換えも大変ね。ブラウスも買い換えないと」

う~。胸だけ大きいブラウスって無いから、全体として大きくなるんだよな。オーダーは高いし。

「胸が大きいのも大変ね」同情された。

内緒だけどお尻も大きくなってきてる。

スカートの後ろが持ち上がってる。これはオーダーかな?

この前着替えていたら「うわ~。すごく括れてる」と言われた。

腰が括れて、胸とお尻が大きいと、「グラマー」となるらしいけど、あれは見るもので、自分がなるもんじゃ無い。

グラマーだとなかなかサイズの合う服が無い。

その理由を言うと石が飛んで来そう。

ゴツン。

石じゃ無くてげんこつが来た。

考えが読まれたらしい。

かなり本気で叩かれた。

「夏になったらビキニ着ようね」

わー。それは遠慮したい。股間が股間が。

「あなたの股間なんてビキニ着ても目立つわけ無いじゃ無い。さっさと切っておいで」

ううっ。それは酷い。

僕の股間は1センチはあるもん。

反論にならないかな。

陽子がスカートをめくって、股間を確かめてきた。

「ああっやめて。教室の中だから、みんな見てる」

男子が、こっそり見てる。

昔着替えてる時に見たろうに。

やっぱり、スカートの中となると別ものなのかな。

履いてるパンツも違うからなあ。

ふふふふふふふふふふふふふふふふふ。

Fカップの胸と括れた腰と大きなお尻は魅力的かぁ。

なんか「勝った」という気分。

でも、彼女になる気は無いぞ。

読んでくださってありがとうございます。

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