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113話 レベル4桁とそれぞれの戦い

お読み下さりありがとうございます!




「ってな訳だ」



俺は冥府の番犬(ケルベロス)との戦闘をアリステラに話し終えた。




「あの三つの厄介なスキルを見て、クールタイムの秒数管理をしようと普通思わないわ。貴方イカれてるわね」




「褒め言葉として受け取っておくよ」




「わかったわ。次の魔物の所へ行きましょ」




アリステラは悔しかったのか、俺に背を向けて早々と次の魔物がいる場所へと歩き出す。




冥府の番犬(ケルベロス)を倒した事で俺のレベルは1000にまであがった。イ・ロスとの時に70.今回ので80上がった。




遂に俺も大台の4桁まで上がったが、アリステラのステータスを見たら、素直に喜べない。




俺は仔羊と戦っている仲間達を少し心配しながらも、アリステラの後を追う。









「メェェェェ」「メェェ」



「また角を飛ばしてくるぞ!全員逃げろ!」

「なんだよこいつの体毛硬すぎる!」

「ほんとにダメージ負っているのか!?」




現在、仔羊の群れ庭(シープスガーデン)は地獄絵図のような光景になっていた。



「やはり人間は脆弱ですね。あのギマンという人間が規格外に強いだけですか」



「ヘクター静観しているのは勝手だが、死人が出るとアリステラ様に何を言われるかわからない。そろそろ助けにいくべきだ」



その光景を五将血鬼のヘクターとゲーテは静かに見ていたがそろそろ限界だと感じていた。



「人間の尻拭いなど嫌なんですけど、アリステラ様からの命令です。従いましょう」



ヘクターとゲーテが仔羊に蹂躙されている訓練参加者を助けに行こうとした時




「いいえ。私はまだ早いと思うわぁ〜。アレ見てよ」



「そうだぜ。俺が認めた男がそんな簡単にやられる訳ない!ここからだ!」




それをシャーリーとプリシラが止める。一体なんなんだとヘクターはシャーリーが指さした方角を見る。




「皆諦めるな!この羊の攻撃は俺が請け負う!来い!《厄災払う神秘の盾(イージス)》!」



「カイル殿!俺も力になりますよ!《忍耐》!《肩代わり》!《闘魂(とうこん)》!攻撃は俺とカイル殿が請け負う!皆は攻撃に専念してくれ!」



「ワシも小人族(ドワーフ)として意地を見せるぞ!皆やるぞ!」



「....根性をみせろ」



そこはカイルと四強の一人ランディスが攻撃を防ぎ、小人族(ドワーフ)の王ガルバンと寡黙な獣人族の王ハイゼルが士気を高めて仔羊へと攻撃を開始していた。






「ギマン様に任されたんだ。こんな所で躓いてる暇はない。ギマン様親衛隊いくよ」




「「「「「オォォォォォー!!!!」」」」」




いつの間にかギマン様親衛隊という名前になった、アザミ達のチームは、アザミが先頭に立ち、参加者の士気を爆発的に高め、仔羊へと向かっていく。




アザミはプライスとの戦いで新たに《第六感》と《空中歩行(エアウォーク)》のスキルを獲得した。



そのスキルを生かしながらも徐々に仔羊を追い詰めていった。







「聖騎士団長!あの羊の攻撃をあと何発耐えられますか!?」



「ニーアで構いません!《鉄壁(てっぺき)》を使えば10秒はもちますが、素の耐久力だとあと1回が限界かと!」



「どうするのよカオリ!あの羊の体毛とんでもなく硬いわ!あの防御を突破する時間を作らないと」




カオリのチームは、リーダーのカオリ、勇者パーティの1人聖騎士団長ニーア、耳長族(エルフ)の王ティターニアを筆頭に作戦を考えていた。



「持久戦に持ち込んだらこちらの体力が尽きるのは目に見えています。ニーアさんと数名は羊を引き付けてください。ティターニア様と残りのものは最大火力の魔法やスキルを準備してください。私が合図したらニーアさんは下がってください」



「わかりました!カイル殿やランディスのようにはいきませんがやってみます!ついてきて!」



「わかったわ!耳長族(エルフ)の誇り見してあげるわ!」



そうしてカオリの指示通りに皆が動き出す。











✩皆様にお願い✩


ページ下部にある★★★★★マークの所を1〜5まで評価して欲しいですm(*_ _)m



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