第57話 尾張の悪役令嬢様との思い出(40)
いっ、ひひひ~。あっ、はははははははははははは~!
だって現代日本で言う俺達の異種格闘技大会が終われば、今度は剣術の稽古……。
それも織田信長が天才的に考えた武器……。
戦国時代……。日の本の戦の仕方が変わる武器の一つである《《長槍》》を使用した剣術の稽古……。
それも三体三の組分けの勝負でいつもおこなうから《《尾張の悪役令嬢さま》》も参戦する。
しかしだ! 吉の方は超槍が得意な奴が……
そうみんなも知っていると思うが?
吉の方には《《槍の又左》》こと犬千代がいるのと。
織田信長の方は本当に普通の槍よりも竹の長さが超長い~! そう竹槍を吉と前田利家、池田恒興が使用する。
でッ、その竹槍がさ、アイツ等が嬉しそうに振る度に撓り、ブンブンと恐ろしい音がする。
だから竹槍の撓る音を対戦相手の俺達が聞くと、いつも身の毛がよだち、背筋が凍るから、イノシシ武者の馬鹿がね……。
「うりゃぁ、あああっ!」
そう短気で阿保なヤンキー姉ちゃんの森可成が《《長い竹槍》》の撓る音の恐怖に耐え切れなくなり、吉の阿保の誘いに乗り、自分の握る竹槍を構え──ファイティングポーズをとる行動も疎かにするぐらい、いつも【鬼武蔵】は狼狽してしまい。




