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第48話 尾張の悪役令嬢様との思い出(31)
それも自分の両目から乙女の涙をポロポロと流しながら抵抗を試みる。
しかし【鬼武蔵】はマジで俺のところの三河衆のヤンキー達と変わらないぐらい強いからね、小柄な成政ではほとんど一方的に抑え込まれ、敗戦濃厚になりつつあるから、最後の方はあいつの口から。
「可成殿~、辞めてください~」
「あたしは~、くすぐったいです~」
「いや~、ん、馬鹿~!」
「そこは~、駄目よ~」
「いや~ん、可成殿~!」
「許してください~!」
「あぁ~ん」と。
成政の奴は苦しいのか? 気持ちいいのか?
まあ、幼い俺が傍から見てもよくわからない、変な声をだし、絶叫や歓喜を吐き! 放ち! 終われば。




