第36話 尾張の悪役令嬢様との思い出(19)
改修中
ご迷惑をおかけします(o*。_。)oペコッ
まあ、そんなことを吉姉さまが恒興にするものだから、奴の涙はピタリと止み、物考えしている顔へと変化を始めるのだった。
そう、あいつ! 《《池田恒興》》の奴は、みなさんも知っての通りで、将来は有望株で意外と知略も使える名将! 戦上手!
あの豊臣秀吉の天下盗りの片棒も担いでいる男でね。
明智光秀の家臣である美濃の項羽と恐れられた《《斎藤俊三》》のことを……。
あの豊臣秀吉の天下分け目の戦……。
《《山崎の合戦》》で前半は、豊臣秀吉側の先方を勤めた《《高山右近》》と《《中川清秀》》の隊は、斎藤俊三の武勇に押され、退けられ。
明智光秀軍は勢いに乗り! 押せ! 押せ! ムードとなり、豊臣秀吉軍は前評判通りに敗北かな? と、敗戦ムードの中!
先鋒! 勢いに乗る《《斎藤俊三》》の隊の側面を池田恒興が強襲して突き──!
豊臣秀吉側に好機! 勝利を手繰り寄せ! 戦の流れを急変させて! 明智光秀敗走させ!
豊臣秀吉のイケメン猿に《《天下人》を授けた《《池田勝入道》》とは、あの阿保のことだから。
あいつが吉姉さまの訓練と言う名の酷い虐めの中で、いつものように頭の中で知略を練れば、将来戦上手の片鱗を恒興は魅せるから。
あいつはいつも超がつくほどの御下品な奇策を思案して実行する。




