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俺流の徳川家康はこうだ! 未来を知る俺が尽くすならば、同じ悪役令嬢様ならば織田の姫様よりも今川の姫様の方に使える事にした!  作者: かず斉入道


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第34話 尾張の悪役令嬢様との思い出(17)

 だから恒興の凄く悲惨な様子……。


 そう奴は自分の口から嘔吐を吐いて、その後は自分の歯を食いしばりながら男泣きを始める。


「うぅ、うううううう」


 恒興の奴は可愛く無い男泣きを漏らし。


 まあ、続けるから。


 その様子を一部始終見ていた吉姉さまは弱々しい恒興を見て同情……。


 まあ、あの尾張の悪役令嬢さまがするわけねぇから。


「あっ、ははは……。ひっ、ひひひ……。ふっ、ふふふ……。おっ、ほほほ……。わっ、ははははははははは」


 吉姉さまは大変に御満足しながら、自分のお腹を押さえつついつも歓喜を始める。


 だから俺は弱々しい恒興を見て、『恒興の奴はマジで生意気だけれど。これは流石に可哀想だな……』と思うことはないからね。


 あっ、はははははははははははは~! だよ。


 だって《《あの頃》》恒興の奴は、俺が【鬼武蔵】に殴られる(しばかれる)様子を見ては、いつも自分のお腹を抱えながら。


『岡崎のチビタヌキ!』


『クソタヌキ!』


『マジでよぇ~!』と。


 あの丁稚は嘲笑い、高笑いをしながら楽しんでいるような男だった。



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