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俺流の徳川家康はこうだ! 未来を知る俺が尽くすならば、同じ悪役令嬢様ならば織田の姫様よりも今川の姫様の方に使える事にした!  作者: かず斉入道


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第29話 尾張の悪役令嬢様との思い出(12)

「よ~し、竹千代は可成に負けたから次は恒興、お前がいけ! お前が可成と今からタイマン勝負だ! わかったねぇ、恒興?」


 まあ、メンバー中、一番年下の俺が先方だから、俺と【鬼武蔵】の相撲と言う名のガチのタイマン勝負が終われば。


 織田信長(アイツ)の変態性癖を満たすために、今度は恒興か犬千代のどちらかが勝ち残った【鬼武蔵】と対戦──!


 そうタイマン勝負になる訳だから。


 俺が地面を枕に悔しい! 悔しい! ……でも痛い。痛いよ。身体中が痛い……と泣いていれば、今回は恒興に指名が上がる。


 だから俺はいつも泣くのを辞めて『ニャリ!』と薄気味悪く微笑んでいた気がするよ。


 ざまぁ~! 味噌汁~! 恒興なんか死んでしまえ! と。


 《《あの頃》》の俺は本気で思うくらい憎悪を募らせていた気がするけれど。


 吉姉さまから御指名があった恒興の様子がね、こんな調子だから笑えた。



「えぇ、えええっ! 嘘~?」



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