第2話 プロローグ(遠い過去の甘い思い出?)(2)
しかし幼い頃の僕には彼女の褒め称えてくれる言葉を聞いても、若さの至りと言う奴で不満が残る。
だって僕が幼い頃に一目惚れして恋に落ちた少女……。
まあ、どこぞの、国人領主の勝ち気でヤンキーな麗しい姫さまなのだが、この僕の技量が自分の抱える馬廻衆や小姓達とも変わらないぐらいの強さだと抜かしてきたんだよ。
だから《《あの時》》の僕は憤怒……。本当に鬼のような真っ赤な形相で鼻息荒く。
「な、何を言っているのだよ、吉姉さまは! 僕の方があいつらよりも強いし。吉姉さまの天下取りは僕がいなければ達成できないし! 僕だけいれば! あの斎藤道三や今川義元……。武田に北条……。あの弱小の蝙蝠大名浅井や名ばかりの名家の朝倉、六角だって僕が全部懲らしめて、えい! やぁ~! と成敗してやるから大丈夫だよ。わっ、はははははは……。だから吉姉さま、僕に任せてくれさえすれば大丈夫だから。あっ、はははははは」
まあ、《《あの時》》の僕はまだ幼いから本当に怖い物知らずと言う奴でね。
《《あの当時》》の吉姉さまの所領が、僕が大大名さまに差し押さえられている《《岡崎の所領10万石足らず》》と余り変わらないこと……。
この後も一族を統一しても《《28万石前後ぐらいしかない》》ことが、幼い僕……。
そう僕はね、今近代日本の流行り物のひとつ……。
《《異世界転生者》》であるにも関わらず、僕の頭の記憶の片隅には彼女の所領がどのくらいあるのかを知っているにも関わらず。
幼い僕は若さに任せ、初恋の美少女に自分は強い男……。カッコ好い男だと思われたくてついついと大袈裟に言ってしまう失態を犯してしまった記憶がある……。
それでもさ、あの頃の吉姉さまは僕のことを大変に可愛がってくれて、おもちゃにしてくれるほど、彼女は異世界ファンタジー、ラブコメのヒロインさまだから、異世界転生者の僕へと好意を抱いてくれていたからね。
彼女は僕の強気な発言を聞いても。
「そうなんだ~、竹千代は威勢が良くて立派でカッコいいね~」
《《あの時》》! 僕の初恋の令嬢さまは北欧の美の女神、フレイヤさまと変わらいないぐらい麗しく、性格もよく似た我儘姫さま……。
まあ、《《悪役令嬢》》さま、だったから。
彼女は僕のことを担いで利用するために、本当に《《あの時》》は……。彼女は……。幼い僕のことを黄色い声音と甘い蜜のような声音で褒め称え、優しく頭も撫でてくれたんだ。
糞馬鹿狸のエロガキ目と思いながらね……。
だからフレイヤ神のような《《悪役令嬢さま》》の彼女は、更に僕のことを利用してやるのだと思いながら。
「じゃ、竹千代がアーシのために生涯牛馬のように尽くし、盾ちゃんになってくれるのならば。その都度チュ~してあげるね、竹千代……」と。
まあ、あの《《悪役令嬢さま》》は僕が、超がつくほどの《《エロガキ》》だと知っているから。
あの阿保……。《《吉の奴》》は……。エロガキだがまだ純粋だった僕のことを魅惑的に誘いながら褒美……。《《接吻》》を対価として利用する提案してきたのだった。
「えっ! 本当に?」
まだ初心な僕は吉姉さまの魅惑的な提案を聞き歓喜した記憶があるよ。
僕自身は、あの時に超しあわせ……。天にも昇る気分だったと思うよ?
だから僕は心の底から歓喜した!
まあ、歓喜した僕は異世界ファンタジー、ラブコメのお約束通りに……。
まあ、何を血迷い、狂ったのかは知らないけれど。
まだ純情だった僕は、吉姉さまの提案を何か勘違いをしてしまい。《《あの時》》に彼女から直ぐにキスをさせてもらえると勘違いをしてしまい。
僕は阿保だから、吉姉さまに対して自分の唇を尖がらせながらル〇ンダイブ……。
僕は幼くてもエッチ狸だから吉の阿保を襲い。アイツの肢体を貪ろうとする失態を犯した記憶がある。
この後どうなったかは、僕自身も余り覚えていないので、みなさんの御想像にお任せしますね。
◇◇◇
(1)
(お願い)
レヴュー・星・感想・ハート等を軽い気持ちで頂けると励みになりますのでよろしくお願いしますm(_ _"m)




