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第13話 ちょっと話を遡り、転生した頃の話しだ(11)
俺が少女の容姿を見て──黒髪の超美少女……。大和撫子だったと言うことだけは覚えているよ。
まあ、そんな、腰が抜け、立つことがままならない少女へと俺は、変態フリチン男を蹴りながら一喝──!
「──早くこの場かから逃げろー! そしてこの辺りの何処の家でもいいから玄関に飛び込んで助けてもらえー! そして直ぐに警察に電話を入れろー! 婦女暴行に遭ったから助けてくれとー! わかったなぁああああっ! お姉ちゃんー! 早く立ってぇえええっ! 逃げろー! 早くいけぇえええっ!」
俺は声を大にして叫び! 黒髪の美少女へとこの場から慌てて逃げろと大きな声で荒々しく告げた!
しかし自分の上半身だけは起こし、震え、怯え、泣いている黒髪の美少女さまは、俺が急かしてもこの通りでね。
「でも……」
異世界ファンタジーのテンプレ……。お約束通りに、自分の腰を中々上げずに、俺へと自分だけこの場から逃げることはできないと言った様子をして、《《あの場》》から逃走をしてくれない。
だから俺は《《あの時》》に困ったな~? と思うけれど。




